天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

固有=人間は普遍=神を夢見る

カンタータBCJ巻16復習Disc16ライプツィヒ時代のカンタータ1723年③第194番『こよなく待ち焦がれた喜びの祝いよ』BWV194 第119番『主をほめよ、エルサレム』BWV119野々下由香里,緋田芳江(S) キルステン・ソレク=アヴェラ(A) 櫻田亮(T) ヨッヘン・クプファー…

ご縁は神のはたらき→その場限りのキリスト者

冨田一樹凱旋コンサート予習→昨日の続き。プレリュードとフーガ ハ短調 BWV546《おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け》BWV622《深き淵より、われ汝に呼ばわる》BWV686《おお、神の小羊、罪なくして》BWV656パッサカリア ハ短調 BWV582 ポリフォニー→各声部の絡み…

最後の審判と旅するドイツ語

カンタータBCJ巻15復習Disc15ライプツィヒ時代のカンタータ1723年②第40番『神の子が現れたのは』BWV40第60番『おお、永遠、汝、雷の言葉よ』BWV60第70番『目覚めよ、祈れ、祈れ、目覚めよ』BWV70第90番『おぞましい最期がおまえ達をひきさらう』BWV90野々下…

冨田一樹凱旋コンサート予習→持続と変化

また、いずみポールでオルガンを聴く→冨田一樹凱旋コンサート。前回のバッハ オルガン全曲巻10はバッハ初期の曲だったせいか耳に馴染みにくかったが、今回は馴染みやすいものが多い。 D.ブクステフーデ:プレリュード ト短調 BuxWV149 G.ベーム:《天にいま…

音楽における主観と客観

カンタータBCJ巻16に突入。Disc16ライプツィヒ時代のカンタータ1723年③第194番『こよなく待ち焦がれた喜びの祝いよ』BWV194 第119番『主をほめよ、エルサレム』BWV119野々下由香里,緋田芳江(S) キルステン・ソレク=アヴェラ(A) 櫻田亮(T) ヨッヘン・クプフ…

パーヴォN響千人、感動のラストだが

今日は広上淳一京響千人ライブ。先日のリマインド予習http://doyoubi.hateblo.jp/entry/2017/03/22/054733で第2部の構成、歌詞を一応理解したので、リマインド仕上げはパーヴォN響千人。 パーヴォの指揮を云々する能力は俺にはないが、まとまった演奏、感動…

我が心のよくて殺さぬにはあらず

今朝はパーヴォN響千人を聴くつもりだったのに聴いているのはN響レジェンド→スターン。昨日、スターンはジムBGMのつもりが籠池喚問をらじるらじるダウンロードしてまで聞いたからだ。午後はテレビ録画を見てたなあ、あーあー、籠池の一日になってしもうた。 …

バッハに始まる一日

今週のFM古楽の楽しみは磯山雅の担当、特集「宗教改革とルターにちなんだバッハのカンタータ」。磯山さんのお顔は先日、いずみホールで接して来たし、オルガンの響きもライブ余韻が残っているので親しみ深く録音を聴く。曲目はオルガン2曲、カンタータ2曲…

マラ8千人、生を思い切る覚悟のための音楽

今週末広上京響千人に向けてのリマインド。無難なところでヤンソンスを聴き始める。第一部は精霊がどうしたこうした←言わば前奏曲なのでとりあえず聴き流したが、問題は第二部。 歌詞対訳を見つつ聴いても意味理解不十分。そうなんだよな、だからこの曲、い…

カンタータ第70番《目を覚まして祈れ!!》最後の審判に備えよ、最も小さい者は私だ

昨夜のバッハ オルガン全曲演奏会#10の余韻をあたためている。ポリフォニーの饗宴だったなあ、スマホ予習を何度の繰り返してもなかなか耳に馴染まず、ライブ時にああ、ここは聴き覚えあり、があまり無かった。それでも予習した甲斐ありとしておく。ライブの…

死の恐怖克服カンタータだが残念

カンタータBCJ巻15→第60番『おお、永遠、汝、雷の言葉よ』BWV60。 面白いカンタータである。 当日の福音社の章句は、イエスが死んだ少女を蘇らせた挿話ですが、カンタータではその内容を直接扱ってはいません。それほどの信仰を持ちきれずに死を恐れる「恐れ…

平均律巻2グールド×昨夜ヨハネ反芻

平均律巻2×昨夜ヨハネ夙川教会反芻。ライブはいい、演奏者の顔が見える、通奏低音→オルガンを核に合唱が分厚く聴こえた。第2部からヴィオラダガンバが参加→成し遂げられたアリア痺れた、ライブでヴィオラダガンバ初体験。福音記者もイエスも若いソリスト熱…

言葉を信じる宗教、信じない宗教

カンタータBCJ、巻15に進み第40番『神の子が現れたのは』BWV40 。クリスマスに歌われるカンタータ。神の子=キリストがこの世に現れた理由、喜びを歌う。キリスト教が凄いのは神の子が身を低くして人間の姿を纏って現れたという物語を持っていることだ←そん…

音は雄弁な言葉、神の声

先日、カンタータ1日最大一曲なる原則を立てたばかりなのに、今日は原則を曲げて2曲、聴いてもた。第89番『ああお前をどうすべきだろうか、エフライムよ』BWV89第109番『信じます、尊い主よ、この不信仰者を助けてください』BWV109 これでカンタータBCJ巻1…

ちょっと早めのお花見

京都府ウオーキング協会主催の催しに参加→JR長岡駅〜桂川・宇治川・木津川を横断し京阪八幡市駅にゴール。淀水路河津桜を賞でたのと、淀城と淀古城とは違う事を知ったのが収穫。淀城:江戸時代に徳川秀忠が築城を命じた淀古城:秀吉茶々に与えた。淀君の城。…

今朝もヨハネ、アーノンクール

今朝もヨハネ→アーノンクール1993年録音。合唱がシェーンベルク合唱団←透明感。アルトが俺好みのコントラルト←深い。ただ、こう連日聴いてると些かマンネリ?アーノンクールの気迫をしっかり受け止められなかったかも。最後の合唱、コラールが淡々と終わった…

ヨハネ受難曲とマーラー復活

土曜日のライブに向けてヨハネ受難曲リマインド並びに聴き比べ→今朝は昨日見つけたガーディナー。 リヒターの気迫、BCJの静謐と敢えてレッテルを貼るとガーディナーはロマンになるのかなあ。アマゾンのレビューを見るとテンポが速いとあったが全然気づかず。…

カンタータ1日一曲

カンタータBCJ巻14→BWV48私はみじめな人間を聴き始めたけど、第1曲合唱曲がプッツン途切れて第2曲に飛んでしまう。しゃあないなあと残りを聴いたけど、いつもお世話になっている解説記事を読むと第1曲は大切な様子。 そこで「BWV48」アップルミュージック検…

愉しみ無限人生有限←そこが渡世人のつれえところよ

カンタータBCJ巻13復習→同じような歌詞に食傷気味。巻14着手するつもりだったが今井信子に変更←何かの弾みでアップルミュージックに今井のアルバムが結構、あることを知ったので。 そこでゴルトベルク←マイスキー共演とも思ったがこれは昨日昼間、ウオーキン…

今週末ライブに向けてヨハネ リマインドvia BCJ

今週末ライブに向けてヨハネ リマインドviaBCJ。『ヨハネ受難曲』 BWV.245(1749年第4版)ゲルト・テュルク(T:福音史家)浦野智行(B:イエス)イングリット・シュミットヒューゼン(S)米良美一(C-T)桜田亮(T)ペーター・コーイ(B)録音:1998年4月、…

神は何処に居るのか

カンタータBCJ巻12復習→第21番『わがうちに憂い満ちし時』BWV21(ライプツィヒ版)。オルガンいずみホール予習←この演奏会のタイトルはバッハ・オルガン作品全曲演奏会Vol.10 罪の深淵、救いの慰め ああ、草臥れた。憂いや罪や救いはもう要らないという思い…

オルガンや旅路の果ての春の川

富田一樹凱旋コンサートの予習を始めた。このコンサートは 2016年7月、ドイツ・ライプツィヒで開催されたバッハ国際コンクールのオルガン部門にて、冨田一樹が日本人初の第1位を受賞した。大阪出身の冨田は、学生時代よりいずみホールのオルガンを演奏し、ホ…

はてなブログ再開

フェイスブック投稿をこちらに転載することにした。 福留スキャンダル、野球に影響しないことを祈るばかり。

宗教方程式完成

カンタータBCJ巻12復習→まずはBWV147「心と口と生活で」。あの有名なコラール「主よ、人の望みの喜びよよ」を聴いて終わりかと思ったらまだ続く。そうか、2部構成だったなと聴き続ければ、終曲コラールのひとつ前のバス・アリアが力強い。 アリア (バス)…