天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

人生=この世+あの世

昨日は高校の同窓会→昼間から飲んで、帰宅しても中日戦見ながら焼酎、負けたのでそのまま布団の中へ。真夜中に目が覚めて、まだ二日酔い。そこでバッハはやめてロマン派、シューベルトのあの切ない弦楽五重奏曲ハ長調。 カザルスで聴き始めたがモノラルは堪…

新約は神との和解

カンタータBCJ巻26に突入Disc26ライプツィヒ時代1724年のカンタータ⑩第180番『装いせよ、おお、愛する魂を』BWV180第122番『新たに生まれた嬰児の』BWV122第96番『主キリスト、神ひとり子』BWV96野々下由香里(S) ティモシー・ケンウォージー=ブラウン(C-T) …

須らくご縁

来週、テレマンアンサンブルの演奏会http://www.ibabun.jp/eventLeaf.php?eid=00275を聴きに行くので曲目を見たら、テレマンのオーボエダモーレ協奏曲イ長調がある。これは知らんなあとアップルミュージック検索。テレマンやホリガーをキーワードにして検索…

一日一生、出会いに遅きはあらず

昨日、今日とロ短調ミサにはまっている。最初はカラヤンBPO、でも途中でウィーン楽友協会の合唱に耐えられずBCJに乗り換え。 こちらの合唱の方が清潔透明、しかしリヒターの気迫熱気も捨てがたくリヒター。 今回、リヒターを聴いて俺のロ短調ミサ理解のステ…

ロ短調ミサ→全ては物語

久しぶりにロ短調ミサ、カラヤンBPOで聴き始めたが合唱に耐えられなくなって、クレドからはBCJに乗り換え。歌詞対訳を見ながらクレド、サンクトゥス、アニュス・デイと聴き終えた。キリスト教の物語ではあるが、そんなことにもうあんまりこだわらず、信仰=…

人よ、汝の大いなる罪を泣け

今日は25日。力作揃いのカンタータBCJ巻25を復習、その後は歌のない歌謡曲→オルガン曲ヴァルヒャ←オルガン小曲集。「人よ、汝の大いなる罪を泣け」BWV622まで聴いてゴルトベルク×グールドに切り替え。 中国の政府系新聞が最大限の脅しをかけている。「核施設…

歌のない歌謡曲

カンタータBCJ巻24復習。私の罪がイエスの贖罪によって洗われます、私は信じます、イエスを。というような意味の歌詞が何度も出て来て辟易。キリスト教の家に生まれたらこんなことをすりこまれて育つんだろうなあ。素直に信じられればいいけど、はてさて。 …

信仰=希望+感謝+納得

近頃話題のカウフマン大地の歌。本来はテノールとバリトンが交互に歌う大地の歌をカウフマンが一人で全曲歌っている演奏。 通常は「テノール&アルト」、もしくは「テノール&バリトン」によって歌われる『大地の歌』ですが、カウフマンはもともとダークで力…

遠藤周作「深い河」消化不良

遠藤周作「深い河」を昨日読了。様々な事情を抱えてインドに旅した五人の日本人が主要登場人物。一番、興味を持ったのは五人の中の唯一の女性、美津子。良家のお嬢さんに生まれ奔放な学生時代を過しながらも俗物金持夫と見合結婚、しかし俗物に耐えられず離…

阪神負けても希望と感謝

夜は酒を飲む。阪神のゲームを録画して追っかけ再生しながら飲む。昨夜はどうだったかな、たしか同点のまま、じれったくなって寝てもたな。そして今朝、ネットで結果はすぐわかるのにグッと我慢→カンタータBCJ巻23復習。 4曲とも全て対訳を見つけられたので…

カンタータ、希望と感謝の歌

カンタータBCJ巻25Disc25ライプツィヒ時代1724年のカンタータ⑨第78番『イエスよ、あなたはわが魂を』BWV78第99番『神の業こそ、麗しい』BWV99第114番『ああ、愛するキリスト者、慰めを受けよ』BWV114 野々下由香里(S) ダニエル・テイラー(C-T) 櫻田亮(T) ペ…

愛にも信仰にも理由は不要

先日、マーラー千人を京都で聴いた際に実は決意→ドイツ語を勉強しよう。ちょうど四月新年度だったので放送大学とEテレのドイツ語講座を録画し始めた。その甲斐あってか、バッハ カンタータ登頂プロジェクトに於いても歌詞対訳を追いながら多少はドイツ語を聞…

半分信じて半分愛して

牧師さん、ちょっと訊きたいんですがなんですか、難しい話しはダメですよ私、バッハが好きで今朝もカンタータ第8番『愛する御神よ、いつ我は死なん』BWV8を聴いて、いいなあと思ったんですそれがどうかしましたかこの曲、死は主のみもとに行くこと、人生の希…

全てはご縁→神の導き

カンタータBCJ巻23突入。Disc23ライプツィヒ時代1724年のカンタータ⑦第10番『我が魂は主を崇め』BWV10第93番『愛するみ神にすべてを委ね』BWV93第178番『主なる神、我らの側に留まりたまわず』BWV178第107番『なぜうなだれるのか』BWV107 野々下由香里(S) マ…

この世に何も求めない

Disc22ライプツィヒ時代1724年のカンタータ⑥第20番『おお、永遠、汝、雷の言葉よ』BWV20 第7番『キリスト我らが主ヨルダン川に来たりたもう』BWV7第94番『私はこの世に何を求めよう』BWV94野々下由香里(S) ロビン・ブレイズ(C-T) ヤン・コボウ(T) ペーター・…

全てはこの世の物語

カンタータの後のオルガン→フーガはよく効く。カンタータBCJ巻22復習→第20番『おお、永遠、汝、雷の言葉よ』BWV20を聴いた後でプレリュードとフーガ イ短調BWV543。 BWV20はこの世の栄華を尽くした金持が来世では永遠の業火に責め苛まれる、貧乏人は天国の幸…

死に喜びを見いだす境地には?

カンタータBCJ巻21復習Disc21ライプツィヒ時代1724年のカンタータ⑤第65番『彼らはシェバからやって来る』BWV65第81番『イエスは眠りたもう、私の望みはどこにあろうか』BWV81第83番『新しき契約の喜びの時よ』BWV83 第190番『主に向かって、新しき歌を歌え』…

バッハとマーラー、没我と自我

カンタータBCJ巻20復習→先日初聴時は起伏陰影ドラマがないなどとイチャモンつけたが今回はさにあらず、素直な聴けた。バッハは要するに没我、南無阿弥陀仏と生かされていることをひたすら感謝しているのだ。浄土教、妙好人のごとく仏に素直に感謝する信心と…

オルガン曲の不自然不可思議

今朝はヴァルヒャとグールド。ヴァルヒャは10枚組のバッハ オルガン曲全集から12.プレリュードとフーガ ト長調 BWV.54113.プレリュードとフーガ ロ短調 BWV.54414.プレリュードとフーガ ヘ短調 BWV.53415.プレリュードとフーガ ハ短調 BWV.5464曲が限度だな…

醜くなるほど美しく

たまたま録画していた番組「おんがく交差点」で茂木大輔が山下洋輔の大ファンと聴き、意外な組み合わせにびっくり。ひょっとしたらとアップルミュージック検索したら茂木大輔見つかった。モーツァルトなう、もう少ししたら山下洋輔作曲無伴奏オーボエソナタ。…

我がバッハヒストリー

グールドでバッハ目覚め、もっとグールドを聴きたくて昨年8月、月額980円アップルミュージック、お陰でマタイ、ヨハネ→キリスト教体感した気分。そしてカンタータ全曲登頂中。 でも昨日のカンタータBCJ巻22 第20番『おお、永遠、汝、雷の言葉よ』BWV20みた…

死後の幸せなんか要らない

カンタータBCJ巻22 第20番『おお、永遠、汝、雷の言葉よ』BWV20 このカンタータはラザロと金持という説話、聖句を教会で教える際の曲のようだ。貧乏人ラザロと金持、死後2人の運命は逆転してラザロは幸せな宴席に、金持は永遠の炎に焼かれる。 歌詞の底本は…

種蒔く人、バッハ

カンタータBCJ巻21Disc21ライプツィヒ時代1724年のカンタータ⑤第65番『彼らはシェバからやって来る』BWV65第81番『イエスは眠りたもう、私の望みはどこにあろうか』BWV81第83番『新しき契約の喜びの時よ』BWV83 第190番『主に向かって、新しき歌を歌え』BWV1…

事実を生きて物語を楽しむ

カンタータBCJ巻20に突入したが、正直あんまり面白くない。Disc20ライプツィヒ時代1724年のカンタータ④第184番『待ち望し喜びの光よ』BWV184第173番『高く挙げられし肉と血よ』BWV173第59番『私を愛する人は、私の言葉を守る』BWV59第44番『彼らはおまえたち…

情熱のオルガニスト、冨田一樹

スリリングなコンサートだった。冨田一樹凱旋コンサート。前半を聴いて、情熱的な演奏をする人だなあと思っていたら、後半冒頭のインタビューで磯山雅が「思い切った演奏をしますね」と質問、冨田の答えは「楽譜を読み込んで自分なりのイメージが出来ている…

生活の次元、人生の次元

5:02 カンタータBCJ巻18Disc18ライプツィヒ時代1724年のカンタータ②第66番『喜べ、心よ。退け、痛みよ』BWV66第134番『おのがイエスの生きたもう、と知る心は』BWV134第67番『イエス・キリストを脳裡にとどめよ』BWV67ロビン・ブレイズ(C-T) 櫻田亮(T) ペー…

たまにはブルックナー

ブルックナーvsマーラー、俺は圧倒的に猥雑分裂症マーラー派なのだが、FM名演奏ライブラリー/追悼スクロヴァチェフスキで第2楽章のみ放送されたブル7読響が気に入った。立体的明快かつ神々しい。 そこでアップルミュージックを探したらあったあった→退屈…

信じる者は救われる

カンタータBCJ巻17に突入。Disc17ライプツィヒ時代1724年のカンタータ①第153番『ご覧下さい、愛の神よ』BWV153第154番『わが最愛のイエスは失われぬ』BWV154第73番『主よ、御心のままに、私を定めて下さい』BWV73第144番『取れ、己が取り分を。そして去れ』B…