ドーリックQ大フーガ
アレックス・レディントン(ヴァイオリン)
イン・シュー(ヴァイオリン)
エレーネ・クレマン(ヴィオラ)
ジョン・マイヤースコウ(チェロ)
※第2ヴァイオリン奏者のジョナサン・ストーンさんが退団され、イン・シューさんが後任として新たに入団されました。
▼ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ長調 「ひばり」 作品64-5
▼メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲 第6番 ヘ短調 作品80
▼ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調 作品130 (大フーガ付き)
大フーガを弾き終えて2ndイン・シューの笑顔が印象的やった←新規加入してのこの難曲という思いかと勝手に忖度。
でも疲れたなあ、一言で言うと生真面目一直線、もう少し伸縮、緊張弛緩メリハリが欲しかった、一昨日の音楽する喜び京都アルティQと連日弦楽四重奏やったせいか、否、俺が音楽に求める究極が遊び心なのかも。
そこでツイッター検索。
ドーリックSQ@ザ・フェニックスホールおわり。気を張って弾きまくる4人の音が激突するメンデルスゾーンとベートーヴェン。アルコールのバルトークがホッとしたくらい前衛性剥き出しで迫った大フーガは、聴き手にはまるで逃げ場がおまへなんだ。いや~ホンマ疲れたけどブラボですわ。 pic.twitter.com/ag8Wufckq4
— あきぼー (@akiboo2000) 2019年11月3日
ドーリックQ/ザ・フェニックスホール。ハイドン:弦楽四重奏曲 「ひばり」 、メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲 第6番、ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第13番(大フーガ付き)。ハイドンから大白熱の2時間強。緩徐的な部分以外はインテンポのコーダに延々とまみれる感じ。特に大フーガは超前衛的!! pic.twitter.com/s2nKMOBDhO
— 六 (@pennoato) 2019年11月3日
ついでに直近過去のライブ大フーガ感想。
終わった後でビオラ小峰さんが出て来て「チクルスだから終楽章は本来の楽章だった大フーガを演奏しました。この音楽はワーグナーやマーラー、シェーンベルクなども先取りした音楽です、ベートーベンは凄い。そしてアンコールの位置づけで頑固なベートーベンが周囲の意見を受け入れて大フーガの代わりに作曲した終楽章演奏します」
そうか、こういうスタイルもあるなあと感心。大フーガ、力演。欲を言えば質感や空気の微妙な変化も織り込んで欲しかったけど、思い出になったよ大フーガ。
思い出になったよなどと書いてるけど全然覚えてへんがな、人生は忘却なり。