天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

文学的鑑賞と数学的鑑賞

音楽の聴き方には大別して2種類。
ひとつは文学的鑑賞。音楽の意味や作曲者の思いやメッセージを考えながら聴く聴き方。いわば熱い聴き方。
もうひとつは数学的鑑賞。音楽には意味がないとして感情や思いから切断して聴く。いわば冷たい聴き方。
我が理想は数学的鑑賞なのだがなかなかそれが出来ない。いろんな雑念が生じてしまうシンキングマインドだ。
今朝もスクロヴァチェフスキ のブルックナー全集→0番から聴き始めていつの間にか寝落ち、気づいたら2番終楽章だった。
そこでブルックナーの文学的鑑賞→この重厚長大退屈音楽はいったい何やねん、ひたすら神や女に愛されたい、それが叶わぬ悲しみ音楽か。

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追記→ロマン派より古楽の方が数字的鑑賞に適してるなあ。余計な事を考えず瞑想できるシンプルな音楽だ。