人間本来無一物
車BGMは現在、6月下旬録音分←そろそろ四カ月遅れになるなあ。なにせ、FMクラシックほぼ全部←オペラファンタティスカ以外、に加えてジャズ、ラジオ深夜便歌謡曲その他をSDカードに入れてナビに差し込んでるからなあ。
そんな中で昨日の収穫はラジオ深夜便野矢茂樹インタビュー。
ラジオ深夜便▽人生のみちしるべを聞いています NHKラジオ らじる★らじる https://t.co/xaAKpR03oc 哲学者・野矢茂樹「難しい言葉で自分を騙さない」「男の子は苦手だった」「何で俺はこんな話してんだろう」「哲学は勉強じゃない」「本来無一物」「肯定は危険」
— ぽえたQ (@poetaq50) 2019年6月27日
文字起こししてくれてる記事はないかと検索したがこれしか見つからんかった。この中の「本来無一物」野矢茂樹コトバに甚く感銘を受けた。記憶からまさぐると
本来無一物と肯定してオシマイにしてはならない。その上で様々なことを考えることが大事。本来無一物は一番底にあって「どうなっても生きられる、生きとるだけで丸儲け」ということだ、
本来無一物を肯定してオシマイではなくて、それは言わば覚悟。その覚悟の上でいろんなことに悩んだり苦しんだりするのだと了解。ツィッター曼陀羅検索したら
私たちは本来完全なのだ。
— シーツァン (@kakirice3) 2016年2月5日
何かが足りないからつらいのではなく、よけいなものをしょいこんでしまっているから、しんどいのである。
禅語の「本来無一物」を解説する野矢茂樹 『哲学な日々』より
が見つかった。あ、この本読もう。
「哲学の核心はその問題にある。いかに生きるべきか。どうすれば正しい知識を得られるのか。自我とは何か。私は自由なのか。自由とはどういう意味なのか。いまだ正解と呼べるものは見出されていない。誰もが答えの途上にある。抱え込んだ問いに揺さぶられつつ、次の一歩を探り当てようとしている。問いの緊張に射抜かれていない言葉は、哲学ではない。」
さてそこで今朝は人生方程式改訂。
野矢茂樹「私たちは本来完全なのだ。
— 土曜日 (@doyoubi) 2019年10月21日
何かが足りないからつらいのではなく、よけいなものをしょいこんでしまっているから、しんどいのである」https://t.co/ej6tI2NObc
に触発されて人生方程式改訂
人生=余分(損得、好き嫌い、善悪、理非、苦楽、美醜)+本分(虚実)
さてこれが最終形やろか? https://t.co/BaCk4JIaSR
そして音楽はショスタコ弦四5番フィッツウィリアムQ
次の日曜日は、こちらになります。ボロディンは、第1番もかかります。 名演奏ライブラリー ▽イギリスの名アンサンブル フィッツウィリアム弦楽四重奏団 - NHK 満津岡信育「弦楽四重奏曲第2番ニ長調」ボロディン:作曲,(演奏)フィッツウィリアム弦楽四重奏団ほか https://t.co/GsNC9HDU9u
— 満津岡信育 (@nob_maz) 2019年5月2日
その存在をこの番組名演奏ライブラリーで初めて知ったカルテット。ショスタコが晩年このカルテットによる自作演奏に触れて激賞したという。確かにロシアチック歌謡性を感じる。
人生=余分+本分。人生のこの余分が人間には大切、ショスタコはそしてバッハもこの余分に音楽を一生を捧げたと思う。俺は雑念散漫謹聴するだけだけど。