天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

にもかかわらず笑え

今回予習は趣向を変えてYouTube。弦四は眼で声部を聴き分けるのが楽しみだからだ。

作品番号でYouTube検索→ベルクQ動画発見&再生リスト作成。

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ベートーヴェン: 弦楽四重奏曲 第2番 ト長調 op.18-2、
 第13番 変ロ長調 op.130/「大フーガ」op.133


ついでに後期作品作曲順も確認復習
第12番変ホ長調(作品127)・・・1825年初めに完成。
第15番イ短調(作品132)・・・1825年夏完成
第14番嬰ハ短調(作品131)・・・1825年6月完成。
第13番変ロ長調(作品130)・・・1825年秋完成。
第16番ヘ長調(作品135)・・・1826年10月完成。
http://doyoubi.hateblo.jp/entry/2019/02/05/052446


聴きながら思う、ベートーベンの本質は諧謔=ユーモアにあると。

 
諧謔
かいぎゃく
humour
おもしろさと共感とが混り合った状況を描写する,言葉または動作による表現。機知や滑稽と同じく笑いを引起す。 S.フロイトは著作『機知-その無意識との関係』 Der Witz und seine Beziehung zum Unbewußten (1905) などのなかで,自己の不幸を軽減するような笑いの原因を諧謔とした。
https://kotobank.jp/word/%E8%AB%A7%E8%AC%94-42233


そういえば俺も


今週のeテレ「こころの時代  豊かな終わりを見つめて」で出会った言葉
ユーモアとは、<「にもかかわらず」笑うこと>だという。ドイツの哲学者、アルフォンス・デーケン氏が著書に書いていた。つらいことがあり、苦しいことがあり、にもかかわらず笑うことだ、と。
https://twitter.com/doyoubi/status/1010657862220111872?s=21


とツイートしたことがあったっけ。どんな時でも「にもかかわらず笑え」。それが生き抜く智慧と勇気だ。