錯覚もまた物語
先日、FM録音で聴いたギエルミのディスクを見つけた。
J.S.バッハ:ライプツィヒ・コラール集(全18曲)+トッカータ、アダージョとフーガ ギエルミ(OG)
一、二曲聴いて明快な音だなあと思ったら、ディスクの宣伝記事に
オルガン製作と歴史的楽器の修復で世界的に知られた名工アーレントのオルガンを、日本でも人気のロレンツォ・ギエルミが弾く。ミラノの聖堂に設えられた楽器だが、バッハ晩年の名作を弾くのにふさわしい重厚さと明快な音色がバランスしたすばらしい響き。とてもヒューマンな音から静謐で深々とした世界が伝わってくる。
http://www.cdjournal.com/i/disc/jsbach-leipzig-chorales/4115112030
お、オルガンの音をちょっとは聞き分けることが出来るようになったかと嬉しくなった。
人生=事実+物語
錯覚もまた物語の構成要素である。