天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

シュープラーコラールそしてクニャーゼフ

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吉田恵アルバムをベースに聴き比べPL作成。そもそもシュープラーコラールとは
シュープラー・コラール集(Schüblerschen Choräle für Orgel, BWV645-650)は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが1748年~1849年頃に出版した6曲のオルガン・コラール集の通称。出版譜の発行者ヨハン・ゲオルク・シュープラーにちなむもので、正式な表題は「二つの手鍵盤と足鍵盤を持つオルガンで演奏すべき種々の様式による六つのコラール」。
第1曲「目覚めよと呼びわたる物見の声 (Wachet auf, ruft uns die Stimme)」BWV645
第2曲「われいずこに逃れ行かん (Wo soll ich fliehen hin)」BWV646
第3曲「ただ尊き御神のままに (Wer nur den lieben Gott laesst walten)」BWV647
第4曲「わが魂は主をあがめ (Meine Seel erhebt den Herren)」BWV648
第5曲「われらとともに留まりたまえ (Bleib bei uns)」BWV649
第6曲「主を頌めまつれ (Lobet den Herren)」BWV650
以上、ウィキから抜き書きコピペ。BWV545は超有名曲耳タコ。それ以外はあまり聴いたことがなかったので良い機会になった。
PLに組み込んだアーティストは吉田恵の他にヴァルヒャそしてクニャーゼフ←チェリストとして有名だがオルガンも演奏する悲劇奇蹟のアーティスト。


これだけの経歴を並べてもかなりおなかいっぱいですが、彼のドラマはそれだけでは終わらなかった。
94年32才の時その悲劇は起こる。
南アフリカでの演奏旅行の際、移動中交通事故に遭遇。
最愛のパートナーエカテリーナ、そして愛用のチェロを失う。
みずからも重傷を負い心身ともに再起不能状態に・・・・。
しかしこのまま彼の才能を埋もれさせてはならぬと著名な音楽家たちが彼に手をさしのべるのでありました。
97年ショスタコーヴィチ音楽祭でみごと世界に復帰
http://masterofseikouudoku.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/alexander_kniaz_8a6d.html
芸文で彼のロココ風ライブ一度聴いているのだが、その時はそんな事情など全く知らなかった。ショスタコ10番ヴェデルニコフ目当てで行ったのだった。そうそう、オルガンでゴルトベルクを弾いているアルバムがSpotifyで聴ける。

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バッハ:ゴルトベルク変奏曲
アレクサンドル・クニャーゼフ(オルガン)
https://www.hmv.co.jp/news/article/1605210006/