天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

ああ罪人なるわれ、何をなすべきか

フォクルール3枚目に収録のコラール パルティータ「ああ罪人なるわれ、何をなすべきか」BWV770。フォクルール2枚目はノイマイスター・コラールで覚えることとし、3枚目はこの曲だな。3枚目を2度繰り返し聴いて印象の残った。
このコラール はいったいどういう讃美歌だろうとネット検索→たいした情報なし。吉田恵のアルバムにも収録されていると知る。

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日本人初の新バッハ全集によるオルガン作品全曲演奏を成し遂げた吉田恵による、バッハ:オルガン作品集の第2弾。前作同様、バッハの敬愛したオルガン製作者アルプ・シュニットガーがオランダ、フローニンゲンに残した不朽の名オルガンを使用。 


そこでこのアルバムも聴いてみたが音がいささか軽い。フォクルールが演奏しているのは
チューリンゲン州、ツェラ=メーリス、ブラジウス教会のロムメル・オルガン
 1996年録音
https://blog.goo.ne.jp/ogawa_j/e/5d528612bc4f226655984395408d3c2c
オルガンの違いもあるだろうが、ストップの使い分けその他曲の解釈→演奏方法の違いもあるんだろう。それはともかく、これでBWV770が耳の財産となった。一生は財産づくりなり。