意固地に聴くベルクV n協奏曲
昨日、皮膚科3回目受診→抗生物質でなんとかしようとしていた粉瘤、結局、切開して膿を出してもらった。少々痛かった麻酔かけられたけど。その疲れを口実にジムサボ、昼ロイホ10%引きの後はテレビっ子。
「葵 徳川三代」「いだてん」も片づけて将棋NHK杯も漫然観戦。そしてクラシック音楽館ギル・シャハム×パーヴォN響、これがトラウマのベルクV n協奏曲。
というのも、らじるらじるもSpotifyも無かったひと昔前、頼りの経済的音源は図書館CD。片っ端から目についたのを借り出していた一枚がベルクとブリテンのカップリング。
いわゆる現代音楽も聴かなくっちゃと借り出したのだが、ブリテンはその所々の叙情に感じたのだが、ベルクはからっきし駄目。以来、何度か放送で聴くたびに訳のわからん音楽やなあと聞き流すばかり。ところが今回、ギル・シャハムがパーヴォとのトークで
ギル・シャハム『バッハの調性は天上の城🏰そして十二音技法でむせび泣くのは地上の人間。すごく面白い。まるでオペラのスコアだ‼️』
https://twitter.com/kuro4o/status/1170672570238062593?s=21
と語っていたのを聞いて、この曲にBWV60のコラールが引用されているのを知り、俄然興味謹聴せねばとの思いが募った。
そこで引用コラール楽譜付きYouTubeを探し出し
https://youtu.be/CtRPVYWJMmE
スウィングルシンガーズも見つけ出し
https://youtu.be/hwbstmbX9es
昨日はビデオ再生3回、今朝もクレーメル盤、ホープ盤を聴いた。
でも魅力を全くと言っていいぐらい感じないんやなあベルクV n協奏曲。観念的な曲と決めつけてしまう。しようがないから意固地になって聴く、タブレットにダビングしてジムに持って行く。ああ、俺はそんなヒトやったか。