天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

思い出だけが人生だ

一昨日は京都ドライブ→昼間は清凉寺拝観、渡月橋、まだ時間があったのでがら空きの嵐山高雄パークウェイで昼寝、保津峡展望。そして夜はメジューエワのリサイタル。

いい演奏会だった。メジューエワは暗譜で弾くと音楽が自己中心的になってしまうとの理由で必ず譜面を見ながら弾く。それに気がつかずに最前列右翼席をとってしまったために彼女の表情等十分に見られなかったのが少々残念だったが、ライブは格別、スタインウェイ名品の華やかな音を堪能した。また、メジューエワの打鍵が時に強烈なのも驚き、予習した彼女のCD20年前録音では味わえない強烈打鍵が印象に残った。

ただ残念なのはフライング拍手。下の記事の方に全く同感だ。

 それにしても昨夜は一曲目からどうも拍手がフライング的なのが気になりましたが、最後の第32番はとうとうまだ演奏が終わらない内から拍手する人もあって残念でした(そんなに紛らわしい終わり方か?)。こういうプログラムなら、特に完全に音が消えるまで待ってほしいと思うのはそんなにわがままじゃないと思いますがオーケストラ公演以上にフライング気味でした。
http://blog.livedoor.jp/raimund/archives/70968898.html

まあこれもライブの思い出の一つ、と納得しておこう。アップルミュージックを活用してライブの予習、ライブでは演奏者のオーラをたっぷり吸収、脳に思い出を刻み込む、思い出だけが人生だ。写真は京都から帰宅して撮った満月。新しいカメラのおかげで俺でもこんな写真が撮れる慶賀。f:id:doyoubi92724169:20170611044239j:image