ミーハーにはやっぱりカラヤン
ヴェルレク×アーノンクール、昨日も聞いたけど前半は雑文書きBGMだったので今朝改めて全曲謹聴。
エヴァ・メイ(S)
ベルナルダ・フィンク(M)
ミヒャエル・シャーデ(T)
イルデブランド・ダルカンジェロ(Br)
アルノルト・シェーンベルク合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
録音:2004年12月8-11日(ライヴ)
場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
http://www.hmv.co.jp/news/article/506090006/
透明な合唱はいいのだけれど、ソリスト→エヴァ・メイ(S)が弱い。そしてまた音楽全般に流麗さが無く、聴き通して草臥れた。
演奏に際してアーノンクールが特に注意を払ったのは、ヴェルディの施した入念なダイナミクスの指定が、今日では慣習化してしまったフォルテの音量ではなく、静寂こそを出発点としているという事実でした。
現代の歌手が好む過剰なまでヴィブラートを、ヴェルディ自身はまったく望んでなどいなかったということも重要です。それゆえ、楽譜から明白に要求が読みとれる箇所を除いて、独唱陣はヴィブラートを用いていません。
というのも影響しているのかなあ。難しいことはようわからんミーハーにはやっぱりカラヤンや。
ミレッラ・フレーニ(S)
クリスタ・ルートヴィヒ(M)
カルロ・コッスッタ(T)
ニコライ・ギャウロフ(B)
ウィーン楽友協会合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音:1972年1月 ベルリン、イエス・キリスト教会[ステレオ]
http://www.hmv.co.jp/artist_ヴェルディ(1813-1901)_000000000018199/item_レクィエム カラヤン&ベルリン・フィル、フレーニ、ギャウロフ、他 ブルックナー:テ・デウム_312351
楽友協会合唱団さえちょっと我慢して聴けばいい。ミーハーにはやっぱりカラヤン。