天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

キャッシュレス社会到来

先月、ソフトバンクからau に衝動MNP
http://doyoubi.hateblo.jp/entry/2017/10/22/060250
そしたら先日、auワレット カードなるものが送られて来た。説明を読んでみるとプリペイドカードと思しきカード。そんなもの要らんわいと暫く放って置いたが、気にはなったのでauショップに寄って確認したら1万ポイントあるとのこと。そうかそうか、MNPボーナスか、一部がプリペイドカードとか言ってたかも。
少し気をよくして衝動的ついでにau電気ガス、auクレジット→じふん銀行口座開設までしてもだがな、アホやなあ。

で、auプリペイドカード、やまやで酒を買っても使えず、ガストも使用拒否、なんやあ使えんやないかと気分を害していたが、ライフでレジのおばさんが使えますよとニッコリ。銭を数えることもなくスマート決済。イオンでも使えるようだしスーパー買い物はキャッシュレスス決済になりそうだ。

キャッシュレスと言えば中国ではここ一年で急速に普及→殆どの店が自店のQRコードを持っていて客はスマホで読み取り決済、乞食までQRコードを持っているそうだ。急速普及の背景に人民元偽札蔓延なる事情があるようだが、キャッシュレス決済商売が中国から上陸してくるとのこと、負けるなよニッポン。

紺碧の青空日本紅葉散る

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大音カンタータ予習

先日、パイプオルガン至近距離
https://twitter.com/doyoubi/status/916555943357194241
を聴きに行った時にポスター発見。

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カンタータ無料コンサートとはオイシイわいと今日から予習開始。
第56番『われは喜んで十字架の杖を手に取らん』BWV56
第105番『主よ、裁かないでください』BWV105
第151番『甘き慰め、わがイエスが来給う』BWV151

総じて浄土真宗と同じ教え→念仏を一心に唱えよさすれば阿弥陀仏が浄土にお迎えに来てくださる、などと思いながら聴いた。三曲ともにカンタータ全曲踏破作戦消化済みなれど新鮮白紙。BWV105のソプラノアリア美し。

音楽は五蘊のドラマ

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クァルテット・エクセルシオ
西野ゆか/山田百子/吉田有紀子/大友肇
の京都定期が近づいてきたので予習。
曲目・演目:ハイドン弦楽四重奏曲第41番ト長調作品33-5
ベートーヴェン弦楽四重奏曲第4番ハ短調作品18-4
シューベルト弦楽四重奏曲第13番イ短調「ロザムンデ」D804

ハイドンは全く白紙の曲→Spotifyでなんとか見つけた。それなりに面白いけどモーツァルトとどうちゃうねんという感じ。
ベートーベンは聞き覚えがあった、既にベートーベンらしさが十分に出ている、名曲。
そしてロザムンデ、第2楽章の甘く切ないメロディ、他の楽章は聴き込み要。

てな感じで1回目予習終了したが、聴きながら何のために音楽を聴くのか、考えた。

1.ライブ予習のため
Spotifyという強力なツールを手に入れたのでこれを使えば未知白紙の曲でも聞き込んだ後にライブに臨める。
2.コレクションのため
美術品収集と同じ。集める事自体に意味がある。我が教会カンタータ全曲踏破作戦もその趣きあり。NHKFMクラシック番組録音も未知の面白い音楽に出会うため。
3.聴くこと自体の意味
ではそもそも何のためにライブを聴きに行ったり、音楽収集するのか。音楽を聴いて何の意味があるのか。

音楽は喜怒哀楽などの感情表現ではあるが、それに尽きるものではなく、もっと高次元、抽象度の高いものかあるのではないかとかねがね考えている。以前にこんな記述もしているなあ。

これはつまり、モーツァルトの形式美に込められた感情表現は喜怒哀楽を直接具体的なものではなく、もっと抽象度を上げた感情表現と理解するべきということ。そしてバッハは更に抽象的な感情表現→形式美ではなかろうか。逆に言うとバッハ→モーツァルト→ロマン派(元祖ベートーベン)と時代をくだる程に形式美=感情表現が直接具体的になったということだ。
http://doyoubi.hateblo.jp/entry/2017/09/18/051231

喜怒哀楽を含めたもっと高次元の言葉はないものかと想念していたら五蘊に思い至った←こころの時代 アンコール「心はいかにして生まれるのか―脳科学と仏教の共鳴」
http://www4.nhk.or.jp/kokoro/

この番組によれば、釈迦が作出した概念→五蘊は最近の脳科学の成果ともマッチするそうで、五蘊が脳の具体的領域の機能と対応するようだ。番組の完全文字起こし記事から五蘊の記述のみをコピペする。

「色」とは感覚器官を備えた身体。
「受」は苦や楽などの感覚、あるいは感受。「想」は認識対象から姿形の像などを受ける表象作用。
「行」は能動的に意志する働きや衝動的欲求
「識」は認識、あるいは判断のこととされます。
http://h-kishi.sakura.ne.jp/kokoro-753.htm

喜怒哀楽などの感情は「受」に含まれ、ロマン派音楽なんかは「行」→欲望と「受」の葛藤のドラマ、バッハは「想」→神の表象をめぐる「識」→信仰の音楽。そして演奏家の身体→「色」によって音楽は音として具現化する。かくして音楽は五蘊のドラマなり。

おお、上手いこと五蘊に嵌め込めた。だから、
4.音楽は我が駄文のためにある

宗教改革500年

今年はルターが宗教改革の狼煙をあけてから500年。それを記念する演奏会@神戸栄光教会に行って来た。

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前半がバッハに至るまでのコラールの変遷、後半がBWV80われらが神は堅き砦←ルター作曲の同名コラール、多摩の合唱団で歌ったことを思い出しながら聴いた。
そこで今朝は遅々として進まぬカンタータBCJ全曲踏破作戦→巻44から第146番『我らは多くの苦難を経て神の国に入るべし』。

ところがこのカンタータ、日本語訳詞がネットで見つからず、英独対訳があったので英語訳を見ながら聴いた→我が拙い英語力に主の恵みを。
まあでも、ルターが聖書独訳するまでドイツの民衆は聖書を読めなかったのだからと理屈の通らぬ言い訳で自分を慰める。しかし、そんな安易な自慰をしたらアカン→カンタータが歌うように、神の国に入るためには多くの苦難を経なければならぬ。
いやいや、昨日の台風22号、傘の骨も折れるような強烈な風雨の中、神戸まで行ったのだから堪忍。そしてまた、栄光教会至近県警本部隣最大料金1800円に入れてびしょ濡れ苦難は避けられた、回避出来る苦難は避けるべし。

ロ短調ミサ@ブロムシュテット

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レコーダーに録画してあったロ短調ミサを一気に謹聴謹観。
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ドレスデン室内合唱団
クリスティーナ・ランツハーマー(ソプラノ)
エリーザベト・クールマン(アルト)
ヴォルフラム・ラトケ(テノール
ルカ・ピサローニ(バス)
【収録】
2017年6月18日 聖トーマス教会(ライプツィヒ
ブロムシュテット手振り、合唱団、オケ、そして教会室内風景と聴衆を見つつ、日本語字幕も出るので対訳スマホ画面も不要。心をタブレット画面←レコーダーからWi-Fi経由再生

アンドロイドタブレットでも使えるビデオレコーダー録画番組再生アプリ発見。画質はソニー推奨アプリより断然いい。外付けHDDにも対応。ダウンロードも出来るが、レコーダーで持出しファイルを作ってないとダメみたい。ライセンスキー有料購入必要
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.digion.dixim.android.play.subsc

に預けて鑑賞。キリスト教虚構も全くきにならなくなった。
信仰=希望+真心
http://doyoubi.hateblo.jp/entry/2017/10/20/070459
なのだから。

いずみホール500円コンサート

去年に引き続き今年も昨夜、行ってきた。

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いずみホール音楽講座
作曲家・西村朗が案内するクラシック音楽の愉しみ方VIII「華麗なる変奏」
●日時
2017年10月26日(木)
●出演者
西村 朗(作曲家・いずみシンフォニエッタ大阪音楽監督) 
いずみシンフォニエッタ大阪メンバー
高木和弘(ヴァイオリン)、小谷口直子(クラリネット
伊藤朱美子(マリンバ)、碇山典子(ピアノ)
●演奏曲目
ヴィターリ:シャコンヌ
パガニーニ:≪うつろな心≫による序奏と変奏曲 op.38(ジョヴァンニ・パイジェッロの歌劇≪水車小屋の娘≫の主題による)
ベートーヴェン:トルコ・マーチによる変奏曲 
西村朗アリラン幻想曲
リスト:超絶技巧練習曲 第6番 イ短調「主題と変奏」
ウェーバー:変奏曲 変ロ長調 op.33
一柳慧:パガニーニ・パーソナル マリンバとピアノのための 
http://www.izumihall.jp/schedule/concert.html?cid=1494

バイオリニストが弾くのを嫌がるから滅多に聞けないパガニーニ難曲を聴けたし、西村朗アリランに西村の音楽精神性が垣間見えたし、ウェーバークラリネットを愛でたのも実感。そして一柳慧が面白かった、現代曲も面白いのだ。

また、来年、いや、西村がちょっと時間がかかるかもと言っていたので再来年かな。聴き落としてはならないライブであった。

iPad謹聴謹観→鈴木雅明オルガン紀行

メインのレコーダーはソニー、2013年2月に購入している。

ケーズ/商品知識もあり応対も懇切な従業員しかし値段がアマゾン39800より相当に高い(忘れた)しかし商売人らしく電卓でHDMIケーブル等付けるからアマゾンと大差ないからと迫って来る、横から家人が「買ったら」ともいうので45000で手を打つ、更にダメ元でブルーレイお皿を要求したら受け入れた。
https://plaza.rakuten.co.jp/doyoubidayo/diary/201302160001/

買った当初からお出かけ転送機能なるものがあって録画番組をスマホに持ち出して聞けるということは知っていたが、16GBしか容量がないシブチンiPhoneでは無理と見過ごしていた。ところが先日、iPhone7×32GBに衝動MNP
http://doyoubi.hateblo.jp/entry/2017/10/22/060250

ソニーレコーダー購入時は持ってなかったタブレットもあるし、ひとつ研究してみるかとネット検索。

ソニー】ブルーレイレコーダーBDZ-EW500をLAN子機でネットワークにつなぐ
http://hiwihii.blog.so-net.ne.jp/2013-12-06-1

おお、出来そうだわいと家人スマホ買い換えた時のビッカメ商品券→コジマで子機購入したのが一昨日。

昨日はジムをサボって朝から色々努力するもネット接続不可。子機同梱のイーサネットケーブルをWi-Fiルーターにつないでネット接続OK→iPhoneにお出かけ転送成功!

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タブレット転送に取り掛かったが、
タブレットでのお出かけ転送は断念←Video & TV SideViewプレーヤープラグインをインストール出来なかったため。このタブレットプラグイン非対応機器と思われる。残念。
しようがないので家人がソリティア専用ゲーム機としているiPadを取り上げて「鈴木雅明ドイツオルガン紀行」を転送し終えて昨夜晩酌。

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今朝未明早く目覚めて早速謹聴謹観。オルガンライブでは絶対に味わえない演奏者表情、指、足の動きを堪能。オルガンの音の官能性→恍惚たり。番組内容はこちらに詳しい。
https://ameblo.jp/gbd01557/entry-12270047241.html

ただ、お出かけ転送は画質を落としてのダビング、字幕も読みづらい。そこで途中からレコーダー録画番組の直接再生に切り替えた←なんとこんなことが出来るんだ!お外で家のレコーダー録画番組再生なんて驚異的。
しかし、直接再生でも画質はイマイチ、字幕は読めるけどAmazonプライムビデオの鮮明さに比べるとスッポン。

ともかくもこれで未明早朝聴楽のレパートリーが増えた。Spotify+FM録音+録画再生の三本柱。毎日が日曜なれど時間がいくらあっても足りない暇人ではある。