天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

ジュビレーヌ・イデアラ

今日も京響P席絡みの話題。P席=裏側からオケを聴いていると近くの打楽器、金貨楽器、コントラバスにより親しみが湧く。中でも目立つのはこの方。

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コントラバスの出原修司は「情熱と郷愁の心臓部」。

ん?と思って検索を続けたら


京都市交響楽団コントラバス奏者でLGBT(性的少数者)のジュビレーなヌ・イデアラ(本名・出原修司)さんが出演し、島根県川本町で9日に開催予定だった演奏会が、案内ポスターの文言を巡る騒動から中止された。


ということやった。演奏会中止の経緯は


 ポスターはイデアラさん自身が作成し「業界初のおネエ系バスドル(コントラバス・アイドル)」との表現があった。これに対し後援の依頼を受けた松江市の市民団体が「不快」だと町教委に指摘。町教委は主催者を通じて5月下旬に修正を促したが、イデアラさんは「もっと早く相談してほしかった。直前の修正には応じられない」とし、中止が決まった。
 指摘したのは性同一性障害がある人々を支援する市民団体で、上田地優代表は「おネエ系という言葉はLGBTへの差別を生んできた原因の一つだ。これを認めると、これまでの活動が無意味になってしまう」と話している。

ということみたいだが、何かの行き違いなのだろうか。それはともかく、京響益々好きになりそう。多様性こそ音楽。