天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

唯識

不可知執受処了(唯識三十頌に学ぶ)

不可知執受 処了常与触 作意受想思 相応唯捨受 またこの頌も難しいですね。まず最初に「不可知の執受処と了なり。」である。「執受」とは、認識作用に関する自分の内的なこと即ち、種子及び感覚器官を持っている肉体(有根身)のことでありまた「処」とは、…