天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

敬愛なるベートーベン

バックハウス変奏曲で聴いた


「“ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 作品111”から
“第2楽章”(1966年ザルツブルクでのライヴ録音)」
ベートーベン作曲
(13分44秒)
(ピアノ)ウィルヘルム・バックハウス


の全曲を聴こうとしてSpotify探索したが見つからず。しゃあないなあとベートーベンPソナタ全集

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からop 111全曲を聴いた。Spotifyは録音日時その他の説明が一切ないが、ステレオで聴けるので


1959-69年ステレオ録音(第29番のみ1952年モノラル録音)。昔から定評あるセットで、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を代表する優れた演奏として信頼度の高さには絶大なものがあります。
当全集はバックハウスにとって二度目のものですが、堅牢な構築性と知的な解釈に裏打ちされた明晰な合理性、そのうえで示される雄大なスケール感と豊かな風格が醸し出す深い味わいは、古くからあらゆる評者の絶賛の声を浴び続けています。

に間違いないと思われる。ベートーベンPソナタ全曲は、バレンボイムなどを既に見つけてあるが未だ全頂登攀未遂。今回、人類愛と人生探究の人ベートーベンなるキャッチを得たので意欲増進、全曲聴くぞ。


ところでベートーベンといえばこの映画。

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『敬愛なるベートーヴェン』(けいあいなるベートーヴェン、Copying Beethoven)は、2006年のアメリカ・ハンガリー合作の映画。交響曲第9番の誕生を背景にルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンと写譜師の女性アンナ(架空の人物)の交流を描く。

この映画で描かれるベートーベンはその人間性からしてとても付き合いやすい人ではない。自己中心もとい音楽第一信念中心の人物だ。もう何度も観てるが、レコーダーに常置していつでも観られるようにしてある。
それはともかく、人類愛と人生探究そして音楽第一の人、ベートーベンとしておく。それ以上は下衆の勘繰り、それも面白き人生だが。