天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

P席で聴く下野京響田園に感動

最近、京響をP席で聴くのが楽しみになってきた。1800円と安いしオケを裏側からだけど至近間近に聴けて尚且つ指揮者の指揮振りを拝める。こんないい席はないなあ。
そして昨日は後から知ったけど下野竜也京響常任指揮者最後の演奏会。プログラムを京響ブログからコピペさせて頂く。


今回の定期では、下野竜也さんの指揮のもと、
ブルックナーの弦楽五重奏曲から「アダージョ」、
驚異的な才能の若きピアニスト
ヤン・リシエツキさんを独奏にお迎えした
モーツァルトのピアノ協奏曲第24番ハ短調
そしてメインには、ベートーヴェンの名曲、
交響曲第6番「田園」という
究極のプログラムをお聴きいただきます。
https://www.kyoto-symphony.jp/blog/


裏側からなので協奏曲ピアノを聴くのは不向き、これは納得済みとして田園が素晴らしかった。嵐の場面での硬いスティックに持ち替えた迫力のティムパニー、低音で唸るコントラバス、そして途中からステージに着席した二本のトロンボーン。柔らかな音ながら迫力アクセント、田園でトロンボーンがこんなに効果的活躍するとは知らなんだ。
そしてなんといっても終楽章 「牧歌 嵐の後の喜ばしい感謝の気持ち」での下野の指揮。音楽を聴かないでもこの仕草と表情だけでも自然の恵みの下での生きる喜びを十分に味わえた。楽員のツイートを貼っておこう。
 f:id:doyoubi92724169:20190922073446p:image

https://twitter.com/celloyasu/status/1175337807587315712?s=21
今日も聴きに行きたいぐらいだが、今日は阪大ワンコインとFITお別れ代車拝借の日。こうして毎日を愉しめるのが生きる喜び。