天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

ヨハネ受難曲と年寄りの冷や水

ロ短調ミサ京都バッハゾリステンいずみホールで貰ったチラシを見たら、24日テレマン室内オーケストラの翌日にもヨハネライブがある。どうしようかと少し考えて、これだけ予習をしているのだからその成果を生かさない手はないとメール連絡、チケット予約した。
そこで昨日の午後はヨハネ浸り、BCJサントリーホールAmazonプライムビデオと、なんと10年前に録画してあまり手を付けていなかった録画消化→ フェルトホーフェン指揮オランダ・バッハ協会合唱団&管弦楽団

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T(福音史家):ゲルト・テュルク/B(イエス)ステファン・マクラウド/S:マリア・ケオハナ/A(カウンターテナー):マシュー・ホワイト/T:アンドルー・トータス/B(ピラト、ペトロ):ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ

ヨハネ受難曲を真面目に聴きだしたのは去年からだから、このこじんまり系ヨハネ録画にはご無沙汰していて申し訳ない。ただ、合唱にもう少しボリュームが欲しい感あり、BCJソリスト含めた16人の合唱の方がドラマチック。

そこで今朝は

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J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245(1724年版)
 ローター・オディニウス(テノール/福音史家)
 クリスティアン・イムラー(バス/イエス)
 ディッテ・アンデルセン(ソプラノ)
 レネケ・ルイテン(ソプラノ)
 デルフィーヌ・ガルー(コントラルト)
 デイヴィッド・ハンセン(カウンターテナー)
 コリン・バルツァー(テノール)
 ヴァレリオ・コンタルド(テノール)
 フェリクス・シュペーア(バス)
 レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル=グルノーブル(ルーヴル宮音楽隊)
 マルク・ミンコフスキ(指揮)
 録音時期:2014年4月14-19日
 録音場所:リヨン、三位一体教会

これは聞き応えあり→起伏の大きい激演、合唱メンバー無し、ソリスト8人が合唱も歌う極小こじんまりだが、透明な響きが心地良かった。
聞き終えてさてと25日ヨハネライブ検索したら面白い事が書いてあった。

今回、バッハの芸術の真価により多くの方に触れて頂く機会として この二つの受難曲の演奏会を2年を通して開催いたします。
演奏はバッハ当時の古楽器を用い、演奏に参加する演奏家声楽家バロック音楽はもちろんのこと、バッハの受難曲の演奏経験の豊富な ベテラン演奏家声楽家が多く集まりこの企画に取り組みます。
また、バッハの純粋な芸術性と普遍的な文化的価値を見いだすために キリスト教会の司祭による福音書の講義などが行われます。
2018年にはヨハネ受難曲をプロの演奏家のみで演奏します。 翌2019年以降マタイ受難曲では練習会や講座・講義も開催し、 更にコラール(注釈)をこれまで日本でのバッハの宗教作品の演奏会では 行われて来なかった本来の姿であった会衆参加の形に戻し、 経験の有無を問わず一般市民の方にも広く演奏に参加していただきます。
http://sp.eplus.jp/sys/T1U14P002245948P0050001

おお、来年もマタイを聴けるのか、そしてなになにコラールは一般市民参加だと!一瞬、心が動いたが、止めた。年寄りの冷や水は自戒せよと言える歳になったのだ、長生きだけが趣味なのだ。