天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

東儀秀樹

衝動的試しに入ってみた朝日友の会で1割引チケット→聴いて来た。

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もう還暦過ぎてるんだって、東儀秀樹。若々しくカッコいい。演奏した楽器は篳篥と笙、篳篥オーボエの祖先、笙はパイプオルガンの祖先、いずれも日本に伝来した1400年前から全く変わっていない。そこでSpotify検索→昨夜聴いた曲が入っているベストアルバム。

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笙が活躍する彼のオリジナル曲「光り降る音」が気に入った。篳篥は地の音、笙は天の音、合わせて天の融合だそうな。

寂しさは長生きの素冬満月

昨日、たまたまご縁で茨木のり子の詩に触れる機会に恵まれた。彼女の有名な詩の最後の部分をコピペさせて頂く。


わたしが一番きれいだったとき
わたしはとてもふしあわせ
わたしはとてもとんちんかん
わたしはめっぽうさびしかった


だから決めた できれば長生きすることに
年とってから凄く美しい絵を描いた
フランスのルオー爺さんのように
http://www.paw.hi-ho.ne.jp/n3tomoko/pooh/txt-wata.html


ルオー爺さんってジョルジュ・ルオーのことだなとググって81歳で亡くなったことを確認。茨木のり子は亡父と同い年、この詩の通り長生きして80歳で他界。そこで若い時の写真。

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きれいな方だ。亡父は敗戦当日に召集即日除隊、縁の薄かった父親だったがいろいろ寂しいこともあったろう。60代で亡くなった。寂しさと音楽を梃子にして俺は長生きするぞ。
 

エバーノート回復

iPhone8ソフトバンクに衝動MNPしたが、写真その他のデータは無事引き継げたが各種アプリログインに苦労。概ねなんとかなったがエバーノートだけは正しいアカウントにたどり着けなかった←2つアカウント持っていて殆ど使っていないフリーアカウントにしかログイン出来なかった。
そこでエバーノートサポートとやりとりしている内にグーグルでログインしたら正しいアカウントにようやく到達できた。

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フリーアカウントを間違えてプレミアムにレベルアップしたのもキャンセル出来た多分
https://enjoy.sso.biglobe.ne.jp/archives/app_charges/
 

ロ短調ミサ@聖トーマス教会2017

らららクラシック「最強の音楽家は誰だ」一昨日放送。

バッハ、モーツァルト、ベートーベン。3人の中で果たして最強の音楽家は誰なのか?今回、クラシック・ファン85人にアンケートを実施し、番組独自のランキングを作成しました。さらに、それぞれの音楽家について日本を代表する音楽学者に取材し、3人の魅力と強みを珠玉の名曲とともに考察します!

 

お、YouTubeに上がってた。

https://youtu.be/p2iTMWDNHX0

たった85人アンケートだから信憑性イマイチだが、一位ベートーベン、二位バッハ、三位モーツァルトモーツァルトをバッハが抜いているのはバッハファンとして嬉しい。

最強→真心と考えるとバッハがベスト。ベートーベンもモーツァルトも音楽何かの為にという下心あり。バッハは全ては神のためにという真心の作曲家。

 

エスに「明日を思い患うな」なる言葉があるが、下心は「明日のために今日を生きる心」、真心は「今、ここをひたすらに生きる心」と言えるかもしれない。

とすれば我が得意の人生方程式に当てはめると人生=下心(損得、好き嫌い、善悪、理非)+真心(苦楽、美醜、虚実)

https://twitter.com/doyoubi/status/1047225244191080449?s=21

そこで今朝はらららで終曲が放送されたロ短調ミサ聖トーマス教会ブロムシュテット2017

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https://tower.jp/article/feature_item/2017/09/27/1103

でも、この曲、やっぱり純粋にあらじ。だってキリスト教賛美下心があるんだもん。平均律クラヴィーア曲集ゴルトベルク変奏曲の方が真心バッハだなあ。

 

 

憐れみたまえ、我が神よ

昨日の阪大ワンコイン「ユーラ・沼沢デュオ・リサイタル<モスクワからの響き>」

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https://sites.google.com/onecoinconcertforall.com/occa-japanese/%E5%8F%97%E4%BB%98%E4%B8%AD%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%88/yuran-and-numasawa-duo-recital

の最初の曲

オルゲルビュヒライン(オルガン小曲集)よりコラール前奏曲「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」BWV639

YouTube検索「BWV639」したら元のオルガン演奏発見。

https://youtu.be/U4kwhvpcYWY

真っ当過ぎて面白くない。そこで「BWV639 cello」したらチェロ×オルガンが出て来た。

https://youtu.be/GHmh9N3Db0w

こちらの方がロマンチック。チェロの響きが雄渾。

バッハといえば代表曲はマタイ。しかしいきなり長大な受難曲はハードルが高そう。そこでマタイから有名なアリア「憐れみたまえ、我が神よ」。アリアそのものもいいけれどバイオリンの伴奏オブリガートが痺れる。イエスの予言通りイエスを三回否認したペテロの慟哭の曲だ。

https://youtu.be/BBeXF_lnj_M

キリスト教は人間の弱さを癒す宗教なのに、栄光のキリストなどとアホなこと言わんとって三位一体馬鹿野郎。

 

 

縦割り平均律完成

桜咲く四月に向けて平均律クラヴィーア曲集予習のためのプレイリスト。まず巻2、アファナシェフ→シフ→グールドの順で4曲単体でまとめた。そして巻2は同じ手法でシュタットフェルト→シフ→グールド。

今朝巻1最後のセット作成完了。変ロ短調が最高と感じ入りつつロ短調で昇天終了。もう既に始めているが毎朝ジム行き帰りBGM→耳タコにする所存。

さて、このPL作成完了記念絵画を何にしようかと考えて思いついたのがラ・トゥール「聖ヨセフ」。

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ヨセフの手元を照らしつつ、父の仕事(ヨセフは大工でした)を見守る幼いイエスの姿。ろうそく光に透けるイエスの手の表現など、秀逸です。
ヨセフはイエスの義父ではありますが、親子の信頼関係が伝わってくるような作品です。パン屋の息子として生まれたラ・トゥールにも父の仕事を見守る幼少期があったのではないでしょうか。

ヨセフが扱う角材は、のちにイエスが架けられることになる十字架を象徴しているとされます。幼いイエスに対し、ヨセフはすでに老人です。ヨセフの最後の記述はありませんが、イエスが成長して活動を始める直前に亡くなったとのことです。

http://yumitakahashi.ciao.jp/petitatelier/2016/07/07/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%AB/

なるほど、この蝋燭の炎は運命=生命の象徴。平均律クラヴィーア曲集も一見無味乾燥に聞こえるけれど抽象化生命、とりわけフーガに生命を聴こう。自然は循環、生命は一回限り。

 

マダム・フローレンス

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Amazonプライム・ビデオをジムウォークしながら見始めたのだが、字幕映画はタブレット小画面で歩きながら見るのはちと辛い。そこで日本語「空飛ぶタイヤ」に切り替えて、マダムの続きは家のテレビで見た。

原題:Florence Foster Jenkins
2016/イギリス 上映時間111分
監督:スティーブン・フリアーズ
製作:マイケル・カーン、トレイシー・シーウォード
製作総指揮:キャメロン・マクラッケン、クリスティーン・ランガン、マルコム・リッチー
脚本:ニコラス・マーティン
撮影:ダニー・コーエン
美術:アラン・マクドナルド
衣装:コンソラータ・ボイル
編集:バレリオ・ボネッリ
音楽:アレクサンドル・デプラ
出演:メリル・ストリープヒュー・グラント、サイモン・ヘルバーク、レベッカ・ファーガソン、ニナ・アリアンダ

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/kamiyamaz/entry-12225756960.html%3Fusqp%3Dmq331AQECAEoAQ%253D%253D

メリルの音痴歌唱が素晴らしい。余程の歌唱力が無いと夜の女王アリアなどをあのように絶妙に歌えないだろう。そして脇を固める二人の男優の名前も覚えておこう。また、カッコよかったのは一見アバズレに見えたスターク夫人がフローレンスの歌を嘲笑する兵隊たちに向かって「静かにしなさい、力の限り歌ってるのよ。ブラボー」と一喝するシーン。「音楽に対する冒瀆だ」と言い捨てて退席し、新聞に酷評記事を書く批評家とは大違いやった。マダムに胡麻するトスカニーニを見られるのも愉しかった。