天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

ヨハン聴き比べバッハ

Spotifyはプレイリストを作って聴くのが楽しみ方だ。とりわけ縦割り平均律やオルガン小曲集のように一つの曲を違う演奏家で聴き比べするのが面白い。そしてまたこうして出来るプレイリストをフォルダにまとめられるのがSpotifyお気に入り機能だ。

f:id:doyoubi92724169:20190326052119p:image

そんなフォルダのひとつを最近、作成した。名付けてヨハン聴き比べバッハ。

f:id:doyoubi92724169:20190326052145p:image

ここに納めたのがアリア←ゴルトベルク。ゴルトベルク変奏曲の最初の曲アリアを鈴木雅明、アスペレンなどからピックアップして並べた。アリア聴き比べにも使えるし、これをエントリーに変奏曲全曲を聴くことも出来る。同じ調子で無伴奏チェロ、パルティータなど有名曲、気に入った曲のプレイリストをそのうち作ろう。毎日バッハ、死ぬまでバッハ。Spotifyは強い味方なり。
 

縦割りオルガン小曲集

グリモーのバッハに触れたのがきっかけで始めた縦割りプレイリスト。


骨太迫力演奏。そこでタテ割りプレイリストを作った。各曲をグリモー迫力 、シュタットフェルト端正巻2はシフ滋味、グールド雅味の順で並べて昨日ジムの行き帰りに聴いた。狙いは各曲を耳タコにすること。平均律クラヴィーア曲集、何度も聴いてるのに耳タコにならないのが悔しいのだ。
http://doyoubi.hateblo.jp/entry/2018/12/29/064930


その後、エマーソンQフーガ集、鈴木雅明チェンバロ、同じくアスペレン、そしてオルガン演奏デザンクロなども取り入れて作成→ジム行き帰りBGMを楽しんでいるが、今度はオルガン小曲集。

f:id:doyoubi92724169:20190325051350j:image
スイス放送合唱団→そのアルバム収録チェーラのオルガン→イゾワールという縦割り作成中。BWV599から644の46曲。

花とバッハと48人48色
http://doyoubi.hateblo.jp/entry/2019/01/04/065954
を終えたらジム行き帰りはオルガン小曲集。毎日バッハ死ぬまでバッハ。


 

同窓会

昨夜は加古中ブラバン同窓会。帰り電車に乗り越すのが心配やったが無事終バス帰宅。行きBGM

f:id:doyoubi92724169:20190324060842p:image

縦割り平均律巻1。気品ある正統派鈴木雅明、雅趣アスペレンそしてオルガン演奏デザンクロ。一つの曲を異なった演奏で三回、平均律クラヴィーア曲は何度聴いても新鮮。
ところで昨夜、野球部O訃報を聞いた。糖尿で寝たきりだったらしい。フーガは遁走曲、永遠に反復することはなくていつか終わる。
四月は高校同窓会予定。
 

バッハの生涯におけるオルガン

一昨日に引き続き昨夜もいずみホール

f:id:doyoubi92724169:20190323045851j:image

いずみホール/バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒ共同企画
クリストフ・ヴォルフ講演会「バッハの生涯におけるオルガン―新しく見えてきた世界」
バッハ・オルガン作品全曲演奏会【特別企画】
●日時
2019年3月22日(金)
●出演者

クリストフ・ヴォルフ(お話)
冨田一樹(パイプオルガン)
松居直美(司会/日本オルガニスト協会会長)
●演奏曲目

A.レゾン:《オルガン曲集第1巻》より パッサカリア風トリオ
D.ブクステフーデ:シャコンヌ ハ短調 BuxWV 159
J.S.バッハパッサカリア ハ短調 BWV582
http://www.izumihall.jp/schedule/concert.html?cid=1708&y=2019&m=3


収穫はまず、シャコンヌパッサカリアの違い。シャコンヌと違ってパッサカリアアウフタクトで始まるものとおっしゃっていた。
そしてもう一つはバッハの有名なパッサカリアBWV582ハ短調の低音主題に原曲があることを知ったこと。「バッハ パッサカリア レゾン「検索発見した記事からコピペ。

f:id:doyoubi92724169:20190323045942p:image

 

(上段がレゾンの原曲。下段は同じくレゾンの曲。中段がバッハによって8小節にされたこの曲の低音主題。)

https://blog.goo.ne.jp/igakun-bass/e/9460c02442569a24a23be4e4cf833e19


富田一樹のパッサカリア演奏が凄かった。彼のパッサカリアは何度も聴いているのだが昨夜は格別。講演でその成立過程を聞いた上でのパッサカリア、低音主題は下がって行くのに聴いている気分は天国に昇る心地。この曲はまさにバッハの真髄と感じた次第。


 

バッハ オルガン曲全曲演奏会

開演前の解説で知ったのだが、昨日はバッハの334歳誕生日。この日に全曲演奏会最終回を迎えたのは意義深い、更には国民の祝日にまでとはとこれはジョーク。

f:id:doyoubi92724169:20190322062428j:image

しっかり予習して行ったので全曲聴き覚えがあり、楽しめた。最後の曲、ファンタジーとフーガ ハ短調 BWV537で大いに盛り上がり、アンコールは静謐な「イエフわが喜び」BWV610、そして賑やかな即興演奏が締めくくり。
オルガン小曲集がBWV599〜644というのも覚えたし、人生は思い出ばかりなり。そうそう、オルガニストを書き落としていた。ウルリッヒベーメ、聖トーマス教会のオルガニストだ。Spotifyでオルガン小曲集アルバムを見つけたぞ。

死刑台のエレベーター

f:id:doyoubi92724169:20190321054625j:image

 

BSプレミアム録画。1958年ルイ・マル25歳ジャンヌ・モロー30歳←亡母と生年同じ!
だいぶ以前に観たうっすら記憶、今回外部記憶にも留めて観るのは打ち止め。そしてわからなかったのは


一方、チンピラのドイツ人殺しは付け足しのような扱いで、映画の進行にはあまり必然的なかかわりがない。あるとすれば、実業家殺害の罪とドイツ人殺害の罪とでは、当時のフランスでは、罪の重さに雲泥の差があったということが、明らかにされることである。ドイツ人殺害の場合には間違いなく死刑になるが、フランス人を殺したくらいではせいぜい10年の懲役で住む、そう刑事役のヴァンチュラがモローに向かって言うのだが、そのせりふを言わせるために、わざわざチンピラによるドイツ人殺害を仕組んだともいえるのではないか。
https://movie.hix05.com/France3/malle01.ascen.html


外国人殺害は国家威信に関わるので重罪ということだろうか?もっと調べてもよいのだが面倒なので放置する。世界は不思議に満ちている。
 

川の流れのようにブルックナー

クラシック音楽館「N響伝説の名演奏」寝床タブレット

f:id:doyoubi92724169:20190320055457j:image
交響曲第8番 ハ短調ブルックナー作曲)
管弦楽:NHK交響楽団
指   揮:ロヴロ・フォン・マタチッチ
1984年3月7日 NHKホールで収録)

「マタチッチ 指揮棒」「マタチッチ 自然」Twitter検索して皆さんの反応収集。
マタチッチがブル8を振ったときに、第2ヴァイオリン奏者だった宮里親弘さんは「マタチッチが来たときは並々ならぬ指揮者がいらっしゃったぞと団員たちがざわめいた。まず指揮棒を持たないのにびっくり。眉ひとつ動かす等、小さな所作でオケが凄い反応をしている」#クラシック音楽
https://twitter.com/matsugaoka51/status/1107263947348930560?s=21
MAROさんはマタチッチのブル8について「自然であることの凄さ。富士山を見たときの『うわ〜っ』、太陽が昇ったり沈んだりするときの『うわ〜っ』単なる自然を見たときの感動と驚きがあのブルックナーには存在している」#クラシック音楽
https://twitter.com/matsugaoka51/status/1107263950792474625?s=21


マタチッチの表情、左手、あまり使わない右手などを見ながら聴くと彼が解説してくれてるような気がした。ほんと、自然なブルックナー。そうか、ブルックナー川の流れのように自然に聴けばいいんだ。そこには葛藤も闘いも喜怒哀楽もない。あるのは自然の循環例えば水。
マタチッチはこの公演の10ヶ月後に他界した85歳。川は海へ流れ込む。自然は循環する人生は一回こっきり。