ロマンチックを日本語に訳せ
スナック幸代にて/たまには幸代も屁理屈を
ねえねえ、ロマンチックって日本語に訳すとなんていうん?
なんやねん、どうしたんや
ウチにも夢見る乙女の頃があったなあ、と最近思うのよ
そういうことか、そやなあ夢想的かな
なるほど。ウチも夢想的やったんや、あの頃は。そやからしょうもないオトコにラブレター出してもた
はは、俺のことか。あれで俺に一生アタマが上がらんようになった
もーう、口惜しいわあ。そやけど恋は憧れから生まれるんやね
そうそう。そう考えるとロマンチックは憧れ気分とも訳せるな。憧れは非現実やからロマンチックは非現実的でもええな。とすれば
人生=現実(損得、好き嫌い、善悪、理非)+夢想(苦楽、美醜、虚実)
なんや、またアンタの人生方程式かいな
どや、好きと恋とは全く違うというのが一目瞭然やろ。好き嫌いは現実のハナシ、恋は夢想や
そうか、ウチもやったろ
人生=生活(損得、好き嫌い、善悪、理非)+人生(苦楽、美醜、虚実)
を変奏して
人生=この世(損得、好き嫌い、善悪、理非)+あの世(苦楽、美醜、虚実)
どないや!
おー、やるやんか。お前も一丁前に屁理屈捏ねられるやんか
そやで。昔はカラダを張った美枝子に負けてもたけど今は負けへんで。ウチはアンタの唯一の女友達や、サ高住に行っても店に来なアカンよ
写真は秀吉の死を聞いた時の家康西田敏行のカラダの張った放心の喜びシーン。俺は100分de名著と大河ドラマ、朝ドラを観るために毎月980円NHKオンデマンドしている。
以下、自ツイートを「この世」検索してのピックアップいくつか。
12→15→14→13→16の順だ。調性、曲想、作品番号も頭に入れて冥土に持って行こう。
— 土曜日 (@doyoubi) 2019年2月4日
ベートーベン後期弦楽四重奏とバッハ平均律は俺にとって彼の世の音楽。先日朝日俳壇で見かけた一句を引かせて頂く。
身はこの世心は彼の世日向ぼこ 向日市 松重幹雄 https://t.co/RHOWXRuU5O
人生=事実+物語
— 土曜日 (@doyoubi) 2017年5月20日
人生=この世+あの世
自己=固有+普遍
つまりは、音楽=あの世の物語→普遍の愉悦。https://t.co/Op0mc372nf
このところ
— 土曜日 (@doyoubi) 2017年4月29日
人生=事実+物語https://t.co/OygSJYI5l1
と思い込んでいるのだが、シューベルトを聴いていたら
人生=この世+あの世
と思いついた。あの切なさはあの世から来てるのか。「世間虚仮、唯仏是真」聖徳太子https://t.co/uP55sDBYCR
この世からあの世への道冷奴 #jhaiku #fhaiku #haiku 今朝の未明謹聴「鍵盤のエクスタシー グレン・グールド」のお陰で永年の懸案「ロマンとは何か」http://t.co/sxIuTrnB の答えが見つかった→ロマンとは存在しないものに対する憧れである。 わーい!
— 土曜日 (@doyoubi) 2012年8月5日
春の日や今日は込み合ふ診療所 #jhaiku #haiku 「春の日やあの世この世と馬車を駆り」中村苑子
— 土曜日 (@doyoubi) 2010年2月9日