内省から俯瞰へ
健太郎の日記 風景を見るように音楽を聴く
このところ自分のこのツイートが気になっている。
仏教の真髄は空=ありのまま。分別から無分別へ。分別は煩悩の母。
— 土曜日 (@doyoubi) 2015年11月15日
こころの時代「維摩経」鎌田茂雄より
私たちは自分から対象的にものを見ていくでしょう。そうじゃなくて、全宇宙から自分の存在を見ていく。だから宇宙からものを見ていくという逆転の考え方、これが『維摩経』で説いているんだ。
私たちは自分から対象的にものを見ていくでしょう。そうじゃなくて、全宇宙から自分の存在を見ていく。だから宇宙からものを見ていくという逆転の考え方
人生は固有から普遍への旅、死は普遍からの召命、そして召命に納得して応じるためには、対象的に世界を見るのを逆転させて、世界の方から自分を見ていくことが必要なんや、言わば視線ベクトルの転換すなわち「自己→世界」から「世界→自己」への転換やな。これを「内省から俯瞰へ」と名付けよう。
とすると、音楽の聴き方も当然に変わる。
バッハを聴きながら「祈る」のではなく、ここは「内省」とするのが正しいと思い至った。
— 土曜日 (@doyoubi) 2020年8月10日
音楽=ヒロイズム+ロマンチシズム+内省+祝祭+ドラマ
バッハを聴く事は自己内省すること。自分の愚かさに向き合うこと。それが内省だと考えつつ今日も運転するのだが。 https://t.co/r63VyOSUSu
音楽=ヒロイズム+ロマンチシズム+俯瞰+祝祭+ドラマ
思えば遠き昔、アカにかぶれた高校時代、社会主義リアリズム頂点交響曲5番ショスタコーヴィッチ に電撃を受けて、ヒーロー気分、ロマンチックに憧れてクラシック音楽を聴き始めた。それが今ではヒロイズムもロマンチシズムももう沢山。普遍からの召命に応じるためには音楽も内省ではなく俯瞰しつつ聴かなアカン。まるで風景を見るごとく音楽を聴こう。
とはいえ昔の左翼気質は体内にいまだ残っていて我が青春の左翼映画「戦争と人間」をAmazonプライム・ビデオで見つけて懐かしく見始めた。
戦争と人間
— 土曜日 (@doyoubi) 2020年8月12日
真っ白な雪原を疾駆する馬賊の軍勢が駆け抜け、佐藤勝の壮大なテーマ曲(個人的には佐藤勝の映画音楽中、スケール感ということでは最高傑作と思う。何度か聞くと脳内でエンドレス再生してしまうほど)が流れると、もう「なんだか大変な映画らしい」と思ってしまう https://t.co/pyNM0314oz
Amazonプライムでは韓国ドラマ「ベートーベンウイルス」もオモロイ。
韓国版のだめ!? ベートーベン・ウイルス~愛と情熱のシンフォニー : タイコスト日記
— 土曜日 (@doyoubi) 2020年8月12日
完璧主義者で妥協を知らない協調性ゼロの天才指揮者役は、キム・ミョンミン。
ここまでやるか、と思わせるシーンがたくさん出てくるが時には人間くさいところもちょっぴり顔を出す。
https://t.co/rg0wOcUCWE
サ高住への引っ越しついでにテレビを買い換えることにした。人生最期のテレビや、堪忍したろ。
シャープ AQUOS 4T-C50CN1 [50インチ] レビュー評価・評判 - 価格.com
— 土曜日 (@doyoubi) 2020年8月12日
エディオンで在庫処分148kで売っていたのを120kに値引きさせて購入。ネット価格に比べて安くはなかったなあと反省したがAmazonより安く、据え付けまでやってくれるので納得。 https://t.co/9cTEwbo1Xz
幸代の日記 屁理屈ウザい
健太郎がLINEで屁理屈を送ってくるのがウザい。内省から俯瞰へとかなんとか書いとるけどウチにはなんのことか全くわからん。ウザいのんやめてえなあと言うたら「お前、まだ俺のことが好きやろ。高校時代にラブレター寄越したやんか」やて。古傷をネタに押し付けるなんて卑怯や。おまけにガキの頃の写真まで送ってきよった。ホンマ自己中や。