親愛なる和子さんへ 暇太郎通信その1
突然のメールでびっくりさせてごめんなさい。覚えてますか、暇太郎です。小学中学高校と同級、同学年だったあの暇太郎です。
同窓会名簿にメアドを見つけて早速メールしました。何年ぶりかなあ、そうや、54年ぶりや。そやけどまだ昨日のことのように覚えてるよ、小学5年6年と同じクラスの時以来、ひとことも話したことはなかったけど。
就職してからずっと東京やったけど、5年前から豊中で暮らしています。子どもがいないので骨を拾ってくれるのは年の離れた妹だけ。そんなこともあって関西に戻ってきたんや、ダメ虎のゲームもテレビ観戦できるし、機嫌よう暮してます。
年に一度の高校の同学年会にも毎年、出席してます。いつか逢えるかなあなどと妄想してるんやけど。
初めてメールで長くなったら嫌われそうなんでこのへんにしときます。よかったら返信ください。ほんと久しぶりやなあ、ごめんねビックリさせて。ではではよろしく。
「親愛なるキティーへ」──アンネの日記帳が果たした重要な役目とは | NHKテキストビュー https://t.co/kf3tOTwN8S
— 土曜日 (@doyoubi) 2020年7月1日