天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

バッハに聴く寛やかな心

昨日は予習たっぷりで小糸恵@いずみホール

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小糸恵は、2013年3月にバッハ・オルガン作品全曲演奏会Vol.2「鼓舞される心」公演で初めていずみホールに登場し、卓越した音色作りとダイナミックな表現力で感動的なバッハの音楽を届けました。その時から交友が続いていた故礒山雅芸術監督の突然の死を悼み、命日である2月22日にいずみホールのオルガンを奏でます。彼女の強い希望で、バッハ研究に尽くした故人へ贈るオールバッハ・プログラムを披露します。

ところが残念&勿体ない、少なくとも2回は寝落ちしてもた→前半最後のBWV535と後半最後BWV 538。
あまりに気持ち良すぎたのかそれとも昼寝が足りんかったのか。
そこで今朝は小糸恵の最新アルバム

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その中でも、技術的にも芸術的にも非常に要求の多い、かつ色彩豊かに響かせることにできる作品が選曲され収録されています。
 小糸が選んだ楽器は、それらを最も素晴らしく演奏することが可能な、オランダ、フローニンゲンにあるマルティニ教会のオルガンです

このアルバムには寝落ち聴き逃したBWV 535もBWV538も入っている。とりわけBWV535のフーガを予習していて「寛やかな心にならなあかん。いつまでも自分に拘るな。自然循環人生一回なのだから循環のひとつ→死ぬのは嫌だなどと餓鬼みたいなことを思うな」と閃いたのが思い出。


予習で閃いたのもライブで寝落ちしたのも何かのご縁。そうか、こうして生きているのも何かのご縁、死ぬのもご縁。キリスト教徒バッハに導かれて南無阿弥陀仏

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