天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

精緻自然体ベネヴィッツQ

昨夜、フェニックスホール 。

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ヤクブ・フィッシャー、シュチェパン・イェジェック(以上ヴァイオリン)
ジー・ピンカス(ヴィオラ)、シュチェパン・ドレジャール(チェロ)

スメタナ弦楽四重奏曲 第2番 ニ短調
シューマン弦楽四重奏曲 第2番 ヘ長調 作品41-2
ベートーヴェン弦楽四重奏曲 第15番 イ短調 作品132

前半のスメタナシューマン は予習甲斐あり否それ以上にライブはやはり眼でも愉しめた。


この感想に同感。2nd Vn.Š.イェジェクがこの巧緻精妙アンサンブル の司令塔と見受けた←気配りアイコンタクト。
そして後半ベートーベンop 130イ短調
第3楽章「リディア旋法による、病より癒えたる者の神への聖なる感謝の歌」と題された、最も長い楽章。
が白眉。生きててよかったあ、神かなんか知らんけどとにかく感謝と頭を垂れる。
終楽章も気張らずさらっと自然体。
アンコールを3曲も。

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ベネヴィッツQをSpotifyで探したら、このシュルホフの曲あり。

エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):5つの小品~弦楽四重奏のための(1923)

ベネヴィッツQ、ベートーベンアルバムSpotify期待。生きちょるだけでも丸儲け、長生きすればするほど神に聖なる感謝。