大地の歌 旧友の訃報
我が青春の音楽「大地の歌」
出演/飯森範親(指揮)、望月哲也(テノール)、大西宇宙(バリトン)、いずみシンフォニエッタ大阪
演奏曲目/中村滋延:《善と悪の果てしなき闘い 第一章》(2015/2017 世界初演)、マーラー(川島素晴編):《大地の歌》
学生時代、梅新にあった名曲喫茶「日響」で何度も何度もリクエストして聴いていたのを思い出しながらいずみシンフォニエッタ初ライブ。やっぱり終楽章が圧巻、心に泌みる大西宇宙のバリトン、生も冥く死も冥く私はこの世を去るが
愛しき大地に春が来て、ここかしこに百花咲く
緑は木々を覆い尽くし 永遠にはるか彼方まで
青々と輝き渡らん
永遠に 永遠に……
そうなのだ。自然は循環し生は一回こっきり。
マーラー の大管弦楽をいずみシンフォニエッタに合わせて小管弦楽に編曲しての演奏。奏者一人一人の心が伝わってくる。席が2列目だったので木管金管が見えなかったけど音だけで十分。帰宅してプログラムを見たらオーボエが古部賢一やった。
マーラー作曲「大地の歌」第6楽章…
— 飯森範親 Norichika IIMORI Official (@iimoriconductor) 2020年2月6日
永遠に…
2月8日16時開演‼️いずみシンフォニエッタ大阪定期演奏会です。テノールの望月さん、バリトンの大西さんお二人とも素晴らしくて必聴です。そして川島素晴さんの編曲は極上の美しさ…字幕がありますので是非‼️特に、5楽章の訳詞はバカ受けです…お楽しみに… pic.twitter.com/XIVnbJsRyJ
いずみホール「大地の歌」5楽章の訳文。
— うめ (@umetomale) 2020年2月8日
最初の方は何とか耐えましたが、曲が進むにつれてだんだん関西弁のキレが上がり、最後の方は私も後ろの席の方も声を出して笑っていました😄
とっても楽しかったので、もう1度拝読したいのですが、5楽章訳文のテキストをアップしていただけないものでしょうか…
ボワイエにあった関西音楽新聞を持ち帰って眺めていたら旧友の訃報。
中学高校時代、彼の実家の蔵がブラバン仲間の溜まり場。音大受験練習時に彼から「モーツァルトCL協奏曲第二楽章のテンポはこんなんでええかな」と訊かれたのを今でも覚えている。大地の歌と訃報、悲しいご縁やった。
開演前に大阪城公園梅園で撮った梅を捧げる。