天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

大栗博司「強い力と弱い力」精読中

テレビ番組「神の数式」を観ながらネット検索していたら、この本が量子力学を理解できる良書とあったので購入、一昨日から精読開始。

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まず本書の章立ては次のとおりだ。素粒子物理学全般が解説されていることがおわかりだろう。


はじめに(CERNによるヒッグス粒子発見の報告)
第1章:質量はどこから生まれるか
第2章:「力」とは何を変える働きなのか
第3章:距離が長くなるほど強くなる--強い力の奇妙な性質
第4章:神様は左利きだった--弱い力のひねくれた性質
第5章:単純な法則と複雑な現実--魔法使い、南部の「対称性の自発的破れ」
第6章:ヒッグス粒子の魔法が解けた!
第7章:標準模型を完成させたCERNの力
終章:まだほんの5パーセント

現在→第2章:「力」とは何を変える働きなのか←まで読了。漫然と読むのではなくて読みながら「ここは」と思ったところでネット検索→疑問明確化などしながら精読している。
そこで出会ったのがこの記事。


文系アラフィフが素粒子物理学を独学する。
『強い力と弱い力』をテキストにして、「勉強した」というより「なんとか読み通した(息切れ)」というほうが正確です。理解を諦めた箇所もありますが、読み通してよかったです。面白かったです。その記録です。

ということで今日からは上の記事を参考にしながら精読することにした。量子力学素粒子物理学の門の前でいつもうろうろしては引き返したりしている俺。このままでは人生、終わらせないぞと肩に力を入れてみる。