天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

メシアンのオルガン曲にトライ

メシアン管弦楽曲には多少の経験はあるが


と、ここまでで終わればいいのにメシアンに触れないと終われないのが悲しき性←さがと読んでね。10年前の我がツイート。

オルガン曲は殆ど聴いたことがないのでトライしてみた→6枚組
未出版作品をも収録したメシアンのオルガン作品全集。
メシアン生誕95年を記念しての発売。メシアンの初期作品を含めたオルガン作品の全曲を収録したセット!

結果はDISC1で敢えなく寝落ち。管弦楽曲には性的快感を感じるがオルガンは単色のせいか感じなかった。長い目で聴こう、人生は短いけど長い。そこで良寛の一句と思たが良寛作ではないとのこと。


裏を見せ 表を見せて 散るもみじ
貞心尼が、高齢となり死期の迫ってきた良寛さんのもとに駆けつけると、良寛さんは辛い体を起こされ貞心尼の手をとり「いついつと まちにし人は きたりけり いまはあいみて 何か思わん」と詠まれました。そして最後に貞心尼の耳元で「裏を見せ 表を見せて 散るもみじ」とつぶやかれお亡くなりになったそうです。この歌には「あなたには自分の悪い面も良い面も全てさらけ出しました。その上であなたはそれを受け止めてくれましたね。そんなあなたに看取られながら旅立つことができます」という貞心尼に対する深い愛情と感謝の念が込められているのではないでしょうか。この最後の「裏を見せ 表を見せて 散るもみじ」について、貞心尼は「この歌は良寛さんご自身の歌ではないが、師のお心にかなうものでとても尊いものだ」おっしゃっておられます。

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