天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

山本圭 前橋汀子 ペライア

昨日午後もテレビっ子→Amazonプライム・ビデオで面白いシニア狙い昼帯ドラマを見つけた。

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https://thetv.jp/program/0000948694/cast/
かつてテレビ業界に貢献したものだけが入居できる至れり尽くせりの老人介護施設やすらぎの郷 La Strada」が存在する。石坂浩二の口から興奮気味にそのユートピア性が語られるほどに、スタッフから詳細な設備説明が為されるほどに、その実存が揺らぎ、何やら不安な気持ちになってくる。

石坂浩二私小説風の展開が些かウザイが、懐かしく嬉しく感じたのは山本圭

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千葉県の海岸沿いの町に住む、両親を亡くした5人兄弟が、友情・恋愛・確執などを繰り返しながらも逞しく歩き続けて行く青春ドラマ。視聴者の共感を呼び、開始当初は低かった視聴率も回を追うごとに上昇していった。

当時、左翼インテリ学生姿がカッコイイ人気スターだった。


今はこんな感じ。

このドラマ、全129回。意外と根気強いから多分、全部観るな。


そして今朝は明日の前橋汀子バッハ無伴奏に向けて最後のリマインド予習。


重い疲れるバッハ無伴奏の合間に一服の清涼剤がフランス組曲ペライア

フランス組曲を聴いてると、これはバッハのつぶやきため息みたいな気になる→グールド のをかし、ペライアのあはれ。
同様に無伴奏バイオリンも深遠深刻な音楽のつもりではないとバッハが言ってると思いたい。
よし、明日は浪花節のつもりで前橋汀子を、聴くぞ。