善の研究 知と愛
我がお気に入り番組「100分で名著」今月は西田幾多郎「善の研究」←昔、愛読したけど「純粋経験 色を見音を聞く刹那」ぐらいしか覚えてない。番組な第一回は生きることの「問い」。
原著が、純粋経験→実在→善→宗教の順で記述されているのを逆から繙くのが理解しやすいと指南役の若松英輔。そこで宗教なのだが宗教と言われてもチンプンカンプンだろうから知と愛を持ち出したのだな若松英輔上手。
「知」と「愛」は
— 鈴木 康成 (@suzuki_yasunari) 2019年10月7日
わたしと他者が
一致する
不思議だけれど
なぜか納得
ムムっ!
今月の名著は やたらムズそうだぞ!
知ることと愛することは、違うようでいて結局同じことだっていうことだけは今回唯一読みとれたかも(笑)。
ヘッセの『知と愛』思い出した。#100分de名著 https://t.co/5tngivy1LL
ん?この二項対立、最近何かで触れて日記に書いたぞと日記検索したら思い出した。
ベートーベンのPソナタは「論理と感情のせめぎ合い」というのが言い得て妙。バッハは神=ロゴスに捧げる音楽、モーツァルトはミューズの戯れ=形式美などと連想してもたが、そもそも夏目漱石草枕。
そうそう、音楽は論理と感情のせめぎ合いやった。そうか、音楽→人生は知と愛のせめぎ合いやったかと納得すれば得意の人生方程式はこうなる。
100分で名著「善の研究」のお陰で知と愛なる二項対立を人生方程式に組み込むことができた。音楽は論理と感情のせめぎ合い、人生も同じ。
— 土曜日 (@doyoubi) 2019年10月8日
人生=知(損得、好き嫌い、善悪、理非)+愛〔苦楽、美醜、虚実) https://t.co/nt87x3c9It
これで今朝は出来上がった気分上々。ブル4カラヤンBGM中だが、流石カラヤン、論理と感情のバランスが旨い。人生は論理=知と感情=愛のシーソーゲームなのだ。
100分 de 名著
— 土曜日 (@doyoubi) 2019年10月8日
西田は、近代の西洋哲学が確立させた、認識する主体/認識される客体という二元論を乗りこえるべく、「純粋経験」という概念を考案しました。主体と客体は抽象化の産物にすぎず、実際に我々にもともと与えらえた直接的な経験には、主体も客体もありません。 https://t.co/H0D3Do1x6x