天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

剛直端正大きいシュロモ・ミンツ

バッハ無伴奏バイオリン×名曲解説ライブラリー勉強→BWV1003まで昨日済ませて、吉田秀和「バッハ」を繙いたらミンツ絶賛。寡聞にして知らなんだこのアーティストとAmazonレビューにも絶賛記事、以下コピペ。


バッハの無伴奏ヴァイオリン曲の好きな方にこのCDを薦めます.この曲に馴染みのない方にも薦めます.とくにシャコンヌを----.音楽の好きな方なら,多分,一度聴けば気に入ると思います.繰り返して聴くうちにもっと好きになり,バッハっていいな,と思うでしょ.バッハの器楽曲には余計なものは入っていません.余計なもの---? それは人間の私情です.ベートーヴェンは曲にやたらと喜怒哀楽を塗り込み,曲をドラマに仕立て上げます.そのドラマを想像するのがベートーヴェンを聴く楽しみの一つですが,バッハにはそんなものはありません.ただ音があるのみ.この曲で言えば律動があるのみ.私たちは余計なことを考えず,全身を音に委ね,ただただ,ミンツのヴァイリンに聴き惚れ,いい気持ちになっていればいい.やがて心はあらぬところに連れ去られます.大げさに言えば幽体離脱の感覚.皆さん,いっときでも魂を解放したいときはこの曲をどうぞ

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いやはやたいしたもんだ見上げたもんだ、この文才と思いつつ今朝はミンツBWV1001〜1003謹聴。感化されやすい俺は吉田秀和Amazonレビューのお陰で、ミンツにすっかりやられてしもた。剛直端正大きいバッハを聴けた、申し訳ないけどクレーメル五嶋みどりも要らぬ。

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加えて、今月の阪大ワンコイン、イザイとフランクをミンツで予習。これも巡り合わせご縁やなあ。シュロモ・ミンツに遭遇する運命だったのだ。参考までに 彼のキャリアをコピペして置く。


ミンツは1957年10月10日、モスクワ生まれ。2歳のときに家族でイスラエルに移住し、3歳半でヴァイオリンを始め、フーバイ門下のイロナ・フェヘールに師事。11歳でズビン・メータ指揮イスラエル・フィルの演奏会にデビューしています。その後、巨匠アイザック・スターンに認められてアメリカへ渡り、ジュリアード音楽院で名教師ドロシー・ディレイに師事しました。1973年、ウィリアム・スタインバーグ指揮ピッツバーグ交響楽団ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番を演奏してカーネギー・ホールに華々しくデビューした時は、まだ16歳でした。
https://tower.jp/article/feature_item/2017/01/16/1101


ところでこの所スマホ充電の減りが速い。朝満タンにしても夜には電欠。いろんなツイートをアイドル画面に全部表示してるからかなあ、よし、どうせ毎日充電するならと思い切ってGPSオン→行動記録アプリARC導入。これでライフログ完璧、いつどこで何を食ったのかもノート記録できる。ポイント収集癖といい、結構俺は几帳面。あ、単に暇人なだけか。
http://nekobungu.hatenablog.com/entry/2018/08/04/220000