天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

フーガの技法 勉強着手

だいぶ以前にグールド ×オルガンで少々かじったが到底「人類最高の音楽」まで程遠い。そこで昨日昼間から本腰入れて勉強→名曲解説ライブラリー×テレビSpotifyエマーソンQ。

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コントラプンクトゥス11あたりでこれじゃあようわからんわいと挫折→YouTubeに解説付きのなにかないかいなあと探して遭遇。


バッハ/フーガの技法BWV1080(自筆譜による/角倉一朗 話・構成)/徳永ニ男(ヴァイオリン)山崎伸子(チェロ)小林道夫チェンバロ)他
https://youtu.be/sVJyGygITI8
音声のみのYouTubeだが納得できる解説と演奏とりわけ未完の終曲演奏には感じ入るものがあった。また、これを聴きながら出版譜と自筆譜との曲対応もウィキで見つけた。

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その他、参考記事も見つけたし本腰勉強1日目にしてはまずまずと納得。今朝はエマーソンQ残りとグールド ×オルガンを聴いている。毎日バッハ死ぬまでバッハ。


初版楽譜出版のさい、弟子たちは直筆譜にはなかった「コントラプンクトゥス」なる表題を各曲に追加しています。楽曲をただ羅列しただけでは見苦しいし売れない、という配慮もあったと思われますが、この「コントラプンクトゥス」という言い方はフックスの教本でも対位法で作られた楽曲一般を指す呼称として使われていたもの。出版作業を進めたエマヌエル・バッハたちは、偉大な父バッハの最後の出版作品、しかも死後出版ということもあり、すこしでも見てくれをよくして部数をさばこうとこのようなタイトルを付したのかもしれません。
https://edyclassic.com/2008/