天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

装いせよ、わが魂よBWV654

ヴァルヒャ12枚組もそろそろ終盤、ライプツィヒコラールBWV651-668に突入。聴き比べPLを651から順に謹聴、ヴァルヒャが入ってないPLにヴァルヒャ追加したり、新規PL作成したりして整備。ハンス・オットーのライプツィヒコラールアルバムからも取り入れ。
そこで今朝の打ち止めはBWV654

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例によって人様の記事からコピペさせて頂く。


本曲は、メンデルスゾーンが自身愛奏し、ライプツィヒで行ったリサイタルで多くのコラール作品のなかから
選んで演奏し、またシューマンが熱賛し、コラール定旋律の装飾を「金色の葉飾り」と評した作品です。
BWV653同様、これもまた緩やかなテンポでサラバンド風に進行する四声体の楽曲です。コラール定旋律
はソプラノに現れます。楽譜はコチラ。
二人のロマン派の作曲家に愛されたように甘く美しく、そして安らかで穏やかな曲調で、ロマン派の作曲家
のみならず、誰しもが聴けばうっとりとする作品でしょう。


以下、コラールの原歌詞を例によって、マリー=クレール=アラン『バッハ:オルガン作品全集』(ERATO、
1978-80年録音)に附されたアランの解説に引用されたものを転載しておきます。


【コラール歌詞】
愛する魂よ、美しく装え、
暗い罪の窪みを見捨て
明るい光に向って歩め、
まばゆく光り輝き始めよ
なぜなら祝福と恵みに満てる神が、
今汝を招かんとしている
天を支配しうる主が
今、汝のもとに宿をとらんとしている。
https://blogs.yahoo.co.jp/tiento_antiguo/52150703.html?__ysp=5oSb44GZ44KL6a2C44KI44CB576O44GX44GP6KOF44GI44CBIOaal%2BOBhOe9quOBrueqquOBv%2BOCkuimi%2BaNqOOBpg%3D%3D


メンデルスゾーンシューマンが讃えたこの曲、死に際しては改めて装いせよ、悔い改めよと諭してるようだ。極楽に行きたければひとえに念仏せよと聴いた。