天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

地上から天界へ、昇天の練習

今朝はまず予習→バルトーク弦四4番、ババジャニアンPトリオ。
聴いてて「音楽は感情の共有」と曰った指揮者を思い出した。誰だっけ、セントルイス響の指揮者→スラットキンだった。
そこでツィッター検索「スラットキン 音楽 感情」。

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そうそう「バーンスタインマーラーも音楽は感情そのもの、我が感情を他人に共有して貰うのが音楽」なる発言だった←言い過ぎとちゃう?スラットキンさんよお。音楽に感情表現という側面はあるが、それは地上の音楽の話し。バッハやモーツァルトの天界の音楽には感情を超越した形式美がある。喜怒哀楽もののあはれいとをかしだけが音楽とちゃうでえ。


そこで予習終了→吉田恵バッハアルバム学習、曲はコラール変奏曲BWV700ああ罪人なる我何をなすべきか。
地上の音楽コラールから出発して変奏曲は天界の高みに到る。バッハに倣って音楽は創造主=神の作られた秩序の探求→形式美と言いたいところだが、クリスチャンには到底なれないから精々、昇天の練習か。以上、笑点オシマイ。