天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

作品番号事典

アラール全鍵盤P第2弾最終曲はトッカータBWV 913aニ短調。聴き比べPLを作成しようとしてSpotifyBWV  913a」検索したらアラールしか見つからない。そこで「BWV 913」で検索したら沢山見つかった。この aは異稿の意味だろうとネット検索「作品番号 異稿」したら有益な記事発見。


作品番号事典
~作品番号の由来と作曲家別作品番号~ 
系統だった番号管理は、ベ-ト-ベンやシュ-ベルトのころから始まりだしたが、当時はまだ不十分で、シュ-マンのころから本格的になる。そののち作曲家自身が全作品に番号をつける時代となっていく。ただ、ブラ-ムスは初期の作品をすべて廃棄しているし、バルト-クのようになんども作品1から番号を付け直していたりして輻輳している。
https://ensemble-tutu.jimdo.com/%E4%BD%9C%E5%93%81%E7%95%AA%E5%8F%B7%E4%BA%8B%E5%85%B8/


この記事に


作品番号の後ろについている"a" "b"は、同一作品の異稿を示している。たとえば、BWV1060「2台のチェンバロのための協奏曲 ハ短調」は、BWV1060a「オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ハ短調」からの編曲をあらわしている。


とあるので異稿推定当たり。また、CPEバッハの作品番号については


C・P・E・バッハ(Carl Philipp Emanuel Bachバッハの次男「独」1714-88)⇒Wq(ヴォトケン)   
 
と読み方を教えてくれる。参考になる記事だ。
 
それはともかくBWV 913聴き比べ。
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アラールがクラヴィオルガヌムで演奏しているのは以前から承知だが、レオンハルトがオルガンで弾いているのは意外←BWVではチェンバロ曲の分類なのに。
そしてグールドとリヒテルはピアノ。グールドの明晰な響きの後にリヒテルを聴くと雑然としているなあと感じてしまう、申し訳ない、リヒテルの偉大さをまだよく理解してないんだ残念。

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