天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

アヴデーエワのバッハ

クラシック倶楽部アヴデーエワを観て、所謂ショパン弾きにはない真摯なものを感じたのでSpotify見たらあったよ彼女のバッハ。

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今回彼女が取り上げたのは、バッハ。イギリス組曲第2番(1725年頃までに完成)、トッカータ ニ長調(1707年あるいは13年頃)、そしてフランス風序曲(1735年出版)と、作曲時期の異なる名作3曲によるプログラム。すべての要素がくっきりと清潔感のある音色で響かせられながらも、ふくよかに歌われており、アヴデーエワの知性と、ますます深化した音楽性に感じいるバッハとなっています。
https://www.hmv.co.jp/fl/12/1493/1/
そこで今朝、このアルバムを聴き始めたのだが悲しいかな途中寝落ち。このまま縁切りになるのは残念なのでトッカータBWV912を再聴。次いで前から手付かずだったグールドで同曲→かなり風変わりやっぱり、も一度アヴデーエワ→真摯な演奏にちょっぴり打たれた。ちなみにBWV912解説。


音階の走句による導入、アレグロアダージョに続くフーガおよびトッカータ風のコーダ、そしてジーグ風のリズムによるフーガとコーダから成る。複縦線に従うなら4部分だが、書法の上ではより多様なものが並置されている。
https://enc.piano.or.jp/musics/401


今度はイギリス組曲アヴデーエワ再挑戦。人生は全てご縁毎日バッハ死ぬまでバッハ。