2019-03-28 イエスわが喜びBWV610 オルガン小曲集、ジムで4曲縦割りプレイリストを作り、翌朝寝床で謹聴することにしている。そんな中で最もお気に入りは「イエスわが喜び」BWV610。この音楽は単純な喜びではなくもっと複雑な思いがある。ミケランジェロのピエタを想起した。 88歳のミケランジェロが最後の命を燃やして創作した、ミラノのロンダニーニのピエタhttps://4travel.jp/travelogue/11043089同じピエタでも有名なサン・ピエトロのピエタではリアル過ぎる。 具体的ではなくもっと抽象的な生きる哀しみと慈悲ないしそれを乞う思い。それがこの虚にある。宗教は哀しみと慈悲なのだ。