天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

死刑台のエレベーター

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BSプレミアム録画。1958年ルイ・マル25歳ジャンヌ・モロー30歳←亡母と生年同じ!
だいぶ以前に観たうっすら記憶、今回外部記憶にも留めて観るのは打ち止め。そしてわからなかったのは


一方、チンピラのドイツ人殺しは付け足しのような扱いで、映画の進行にはあまり必然的なかかわりがない。あるとすれば、実業家殺害の罪とドイツ人殺害の罪とでは、当時のフランスでは、罪の重さに雲泥の差があったということが、明らかにされることである。ドイツ人殺害の場合には間違いなく死刑になるが、フランス人を殺したくらいではせいぜい10年の懲役で住む、そう刑事役のヴァンチュラがモローに向かって言うのだが、そのせりふを言わせるために、わざわざチンピラによるドイツ人殺害を仕組んだともいえるのではないか。
https://movie.hix05.com/France3/malle01.ascen.html


外国人殺害は国家威信に関わるので重罪ということだろうか?もっと調べてもよいのだが面倒なので放置する。世界は不思議に満ちている。