憐れみたまえ、我が神よ
昨日の阪大ワンコイン「ユーラ・沼沢デュオ・リサイタル<モスクワからの響き>」
の最初の曲
オルゲルビュヒライン(オルガン小曲集)よりコラール前奏曲「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」BWV639
をYouTube検索「BWV639」したら元のオルガン演奏発見。
真っ当過ぎて面白くない。そこで「BWV639 cello」したらチェロ×オルガンが出て来た。
こちらの方がロマンチック。チェロの響きが雄渾。
バッハといえば代表曲はマタイ。しかしいきなり長大な受難曲はハードルが高そう。そこでマタイから有名なアリア「憐れみたまえ、我が神よ」。アリアそのものもいいけれどバイオリンの伴奏オブリガートが痺れる。イエスの予言通りイエスを三回否認したペテロの慟哭の曲だ。
キリスト教は人間の弱さを癒す宗教なのに、栄光のキリストなどとアホなこと言わんとって三位一体馬鹿野郎。