天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

マダム・フローレンス

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Amazonプライム・ビデオをジムウォークしながら見始めたのだが、字幕映画はタブレット小画面で歩きながら見るのはちと辛い。そこで日本語「空飛ぶタイヤ」に切り替えて、マダムの続きは家のテレビで見た。

原題:Florence Foster Jenkins
2016/イギリス 上映時間111分
監督:スティーブン・フリアーズ
製作:マイケル・カーン、トレイシー・シーウォード
製作総指揮:キャメロン・マクラッケン、クリスティーン・ランガン、マルコム・リッチー
脚本:ニコラス・マーティン
撮影:ダニー・コーエン
美術:アラン・マクドナルド
衣装:コンソラータ・ボイル
編集:バレリオ・ボネッリ
音楽:アレクサンドル・デプラ
出演:メリル・ストリープヒュー・グラント、サイモン・ヘルバーク、レベッカ・ファーガソン、ニナ・アリアンダ

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メリルの音痴歌唱が素晴らしい。余程の歌唱力が無いと夜の女王アリアなどをあのように絶妙に歌えないだろう。そして脇を固める二人の男優の名前も覚えておこう。また、カッコよかったのは一見アバズレに見えたスターク夫人がフローレンスの歌を嘲笑する兵隊たちに向かって「静かにしなさい、力の限り歌ってるのよ。ブラボー」と一喝するシーン。「音楽に対する冒瀆だ」と言い捨てて退席し、新聞に酷評記事を書く批評家とは大違いやった。マダムに胡麻するトスカニーニを見られるのも愉しかった。