メンデルスゾーン「パウロ」

京響「夜の歌」公演宣伝を新聞で見かけて京都コンサートホールHPを見たらメンデルスゾーン「パウロ 」チケット発見。

この合唱団、マタイ初体験ライブさせてくれたんだ。そこで我が日記検索「マタイ 京都」

ところで京都シティーフィル合唱団の次回演目はメンデルスゾーン「パウロ」。珍しい曲目なので、予習が出来そうだと聴きに行く。
アップルミュージック検索→マズア録音発見。歌詞対訳をネット検索して見つからず。解説記事は発見。
http://doyoubi.hateblo.jp/entry/2017/06/26/055914

これはご縁だなあと早速チケット購入。日本語歌詞も見つけたので予習にはまだちと早いが一通り聴いてみたら、次の歌詞が印象的だった。

35. 合唱
異邦人たち 「わたしたちにお恵みを、いと貴き神々よ、 わたしのいけにえに目をお留めください!」
36. レツィタティーフ、アリアとコラール
テノール
使徒達はこれを聞くと自分の衣を裂いて 民衆の中に飛び込んで、叫んで言った。(使 14:14)
バス(パウロ)
「皆さん、なぜこんなことをするのですか? わたしたちも、あなたがたと同じく死にゆく人間にすぎま せん。わたしたちが福音を告げ知らせているのは、 あなたがたが、このような偶像から離れて、 生ける神へと立ち帰るためなのです、 天と地と海を創られた方へと。
預言者はこう言っています。
『あなたがたの偶像はすべて欺瞞であり、 空虚なものであって、全く命が無い。 裁きの時がくれば、滅びてしまう。 神は人の手で造られた神殿にはお住みにならない。』
あなたがたは、知らないのですか? 自分が神の神殿であり、 神の霊が自分たちの内に住んでいることを。 神の神殿を壊す者がいれば、神はその人を滅ばされるで しょう。神の神殿は聖なるものだからです。 あなたがたはその神殿なのです。
http://tokyochor.jp/doc/2008teiki.pdf

パウロは異邦人布教に力を尽くした人。当時の異邦人←ユダヤ人以外は野蛮な偶像崇拝の人々。そこにパウロが説いた「神は神殿にはいない、人間が作った木や紙を崇めるな、神はあなたの心の中に住まわれる」教えは効果的。偶像崇拝禁止はキリスト教布教の大きな要素というのを何かで読んだのを思い出した。
人格神造物主も三位一体もちゃんちゃら可笑しいが、偶像崇拝禁止＝神は我らと共に、は正しい。心の中にイエスも神即自然も住まわれるというキリスト教だったら信じるのになあ。