バッハ→没我と共感の音楽
ブラームス最後の作品→コラール前奏曲集op122のお陰で、マタイ受難曲に何回も現れるコラール「血潮したたる」が「わが切なる願い」BWV727と同じメロディと知った。
https://plaza.rakuten.co.jp/kirkhanawa/diary/201101130000/
そこでSpotify検索してBWV727鈴木雅明発見→バッハ・フォー・ジャパン収録
このアルバム紹介記事から鈴木の言葉を引く。
死に瀕し、不安におののく弱き人間の姿、 天国への希望、魂の安らぎと慰め、苦難にもめげず続けられる祈りと瞑想、神の摂理の成就とイエス・キリストへの希求をキーワードとしてプログラムを構成し、最後に、これらすべての概念を包含するモテットBWV229で締めくくっておきました。これらの音楽によって、思い乱れる心に、たとえ一瞬でも、安らぎと希望の光がさせば、それに優る喜びはありません。
https://www.hmv.co.jp/news/article/1203080034/
ヨーヨーマ 「バッハは客観性と共感の音楽」というが、客観性とは没我→更には自分の死だとこのアルバムを聴いていて思った。メメント・アリ「死を想え」から共感が深まるのかも。
因みにこのアルバムの冒頭曲はカンタータ第156番『わが片足はすでに墓穴の中にあり』BWV156~シンフォニア。