天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

ヨーヨーマ 無伴奏新録音

昨日の朝日朝刊でヨーヨーマ が無伴奏チェロ組曲の3度目の録音をしたことを知った。


バッハの「無伴奏」は幾何学的ともいわれる秩序で構築され、深い安らぎをたたえる。そこにマは客観性と共感性をみる。「宇宙とは、人間とは何かをバッハは理解しようとした。自分を宇宙の中心に置くベートーベンやワーグナーと違い、宇宙を脇から見ながら作曲していた」
人に寄り添い、共感する側面もあると語る。「現代にはびこる自己中心主義は世のためにならない。バッハの姿勢こそ人間のあるべき姿だ」
https://digital.asahi.com/sp/articles/DA3S13815072.html?_requesturl=sp/articles/DA3S13815072.html&rm=150
バッハは客観性と共感の音楽とはええこと言うじゃん、ついでに自己中心主義トランプ批判するなんてと今朝は早速新録音謹聴。
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今朝は1番ト長調と2番ニ短調長調より短調の方がいいな。聴いてて山頭火「うしろすがたのしぐれてゆくか」を思った。バッハがせっかく客観性音楽を作ってくれてるのに自己中でしか聴けない淋しさよ。