天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

BWV552三位一体フーガ

FM録音、以前はタブレットで聴くのはクラシック、カーナビは歌謡曲ジャズPOPsと切り分けていたが、最近ではクラシックを車でも聴くようにしている。タブレットで聴いて車で復習と勉強熱心なのだ。


昨日復習し終えたのはトン・コープマン オルガンリサイタル川崎ミューザ。前半はブクステフーデ などバッハ以外、後半冒頭がBWV552プレリュード、終曲が同フーガで締めて全バッハプログラムという趣向だった。


で、そのBWV552は三位一体を表しているとのアナウンサー紹介。

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この三位一体説、キリスト教義の中核→壮大な虚構と思っているのだが、BWV552ではどうなっているか検索してみた。


五声の三重フーガで、三つの部分から構成されます(これもまた三位一体の表象でしょう)。
アランは、第一部(2/2拍子[アランは4/4の誤りとする])を「父なる神」の威厳、第二部(6/4拍子)を
「神の子」の謙譲、第三部(12/8拍子)を「聖霊」の活発な運動性、というふうに、さらに三位一体との
関連を追求しています。
https://blogs.yahoo.co.jp/tiento_antiguo/50737790.html?__ysp=5LiJ5L2N5LiA5L2TIEJXVjU1Mg%3D%3D
その上でBWV552クニャーゼフを聴いた。プレリュードはエラソー過ぎて些か気に入らないがフーガは確かに三部構成なるほど、壮大な虚構三位一体は一応聞き置いて、BWV5526スピノザ神即自然音楽として愉しむことにしよう。