天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

クルレンツィス悲愴

ラジオ深夜便に「クラシックの遺伝子」奥田佳道なる番組があって先日、車でチャイコフスキー悲愴の第2楽章をクルレンツィスの演奏で聞いた。この楽章、一見ワルツなのだが実は5拍子なんだって。
そこで今朝はSpotifyクルレンツィス悲愴全曲。

まるで映画音楽みたいやなあ、ドラマチックな厚み。と思って検索したら

f:id:doyoubi92724169:20181203061132j:image
ムジカ・エテルナのオーケストラは、ピリオド楽器もしくはそのコピーを使用していますが、いわゆるピリオド楽器演奏のドグマには全くとらわれていません。クルレンツィスいわく、「ガット弦、ナチュラル・ホルン、当時の木管楽器のレプリカ、通奏低音にはフォルテピアノを使っているのですが、それは歴史的な事実に近づきたいからではなく、作品のドラマを伝えるにあたって必要としている躍動感やスピードのある引き締まったサウンドがこれによって実現できるからなのです。」
https://tower.jp/article/feature_item/2013/12/20/1105


なんとピリオド楽器ガット弦なのか吃驚。そう思うとビブラートもかけていないような。なんでこんなマジックができるねん!来年来日するが高額チケットはなから買う気無し。頼むよNHK、絶対放送してね。