遠藤周作文学館
今日は計画通り、雲仙温泉→遠藤周作文学館→嬉野温泉。
雲仙温泉から下界に降りる途中で雲海に遭遇。
思わぬ眼の保養の後、今回九州ドライブの目玉→遠藤周作文学館。テレビでその存在を知ってさんふらわあ契機に一度は訪ねたかった。
入館するとホールにステンドグラス。
遠藤周作書斎再現を観て、パネルでその一生を丹念に辿った。
熱心な信徒だった母、その強い影響により受けた洗礼←夙川カトリック教会だったそうな。
自分の身の丈に合わない思いの信仰との一生をかけた相剋。
ルオー が好きだったんだなあ。
父性ではなく母性としてのキリストを信じることで相剋を克服したとのことだが、神を信じる気はさらさらない俺にはようわからない。
世の中にはいろんな人がいる。そのひとりひとりに仏性を感じるという方がまだわかるなあと思いつつ辿っていたら遠藤周作のこんな言葉が。
愛の宗教となまだまだ距離があることを実施した。愛は執着、色即是空空即是色。