道化と聖顔とサラ
今週の日曜美術館「ジョルジュ・ルオー “聖顔”に込めた魂の救済」で拾った話。
ルオー が聖顔=キリストの顔の他に道化もよく描いたのは人間皆道化、キリストも道化に降誕したから尊いと考えたから。そして信仰の証しとして聖顔を何枚も描き続けたが、教会にはあまり行かなかった。
そうか、そういう信仰もあると感じ入った。
また、この絵がサラ、アブラハムの妻と知ったのも収穫。
サラは90歳のとき、幸福に満たされながら、まさに約束された日取りにイサクを産んだ。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%A9
というのも面白い。奇跡は虚構、聖書もキリストも物語。信仰は物語を信じることかも。