天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

鬼門バルトークの聴き方

ジュリアードQ芸文予習

ベートーベン3番、バルトーク3番、ドボルザークアメリカ」

バルトーク予習謹聴目的で買ったチケット。だからバルトークばかり予習している、今朝で3回目、あ、もっとかな。

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何度聴いても面白くならないバルトーク。そこで「バルトーク 聴き方」検索。


バルトークの聴き方を教えてください。当方ピアノコンチェルトや「管弦楽のための協奏曲」あたりは大丈夫なのですが、一般的には代表作とされる弦楽四重奏曲や「弦打チェレスタのための音楽」に

なると未だに馴染めないのです。「中国の不思議な役人」もそうですが、ときおりキャッチーなパッセージは出てくるものの、全体としては聞きやすい音楽とは思えません。

何かこういう聴き方をすると良さが理解できるといったアドバイスがあれば教えてください。

https://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q10178017770?__ysp=44OQ44Or44OI44O844KvIOiBtOOBjeaWuQ%3D%3D


俺と同じ。面白いメロディは出てこないし、ドラマとしても感じられない、難解駄作バルトーク

で、上の質問に対するベストアンサー。


バルトークは「音楽」として聴かず「音響」だと思って気楽に聞き流すことです。「音楽」だと思うと我々の耳は古典派・ロマン派の作品のようにわかりやすいパッセージを探そうとします。

しかしバルトークは「ろくなメロディがない」=>「分かりにくい音だらけ」=>「付いていけない」=>「やーめた」となりがちです。

ではなくてバルトークは「さまざまな音の響きの変化が連なっているだけ」だと思って、貴方の「耳」に「ただ聞き流せ」と命令すること。そうすれば逆に「ああ、そんなもんなんだ」とわかってきます。


ほっほ、バルトークは音楽ではない、音響として聞き流せだってさ。それではあまりに可哀想だからモチーフを覚えたり、その展開を味わうべくあと何度か予習しよう。ライブまでに少しはドラマを感じたいな。