ベザイデンホウトvsグールド聴き比べ
正確には「オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ集」という名称なんだなあ、バッハのバイオリンとチェンバロのためのソナタ。FM「クラシックの迷宮で一部放送していたのでSpotifyで見つけて聴いてみた。
このバッハのソナタは、ヴァイオリンの声部と、鍵盤奏者の両の手が紡ぐ三重奏、いわば、トリオ・ソナタである、としばしばいわれます。トリオ・ソナタはバロックの作曲家にとって、対位法の技法を示す最上の場でした。バッハによるこれら6つのソナタは、対位法の最高級の技法が尽くされ、同時に音楽的愉悦に満ちた、トリオ・ソナタの決定的名作であるといえます。実際バッハはこの6つの曲集を「亡くなる前まで」何度も改訂し続けており、田園的なものから真摯で受難を思わせる空気のものまで多様性に富み、活き活きとした、傑作となっています。
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そうか、この曲集はトリオソナタとして聴くべきなのか。そこでグールドの録音とちょっぴり聴き比べ。断然、ベザイデンホウトの方がいい。細かい音の動きまで聞こえる。感化されやすい俺はオブリガードとかトリオソナタなる言葉に惑わされてしもうた。