いざ来ませ異邦人の救い主

オルガンいずみホール予習２回目。

この連続演奏会に出会った頃はバッハのオルガン曲なんてチンプンカンプンだったが、勉強の甲斐あって今回は耳覚えのある曲が目につく。とりわけ「いざ来ませ異邦人の救い主」はオルガン小曲集BWV599の他にもライプツィヒコラールその他何曲も演奏される。キリストはユダヤ人のみならず全人類の救い主だという思いが込められたコラールだ。

ところで上の画像はシスティーナ礼拝堂天井画預言者ヨナ。今読んでいる青木昭「システィーナのミケランジェロ」によればヨナは異邦人への愛を説いてイエスの走りとなっているとのこと。システィーナ天井画には古代ギリシア、デルファイの巫女等異邦異教の人々も多く描かれている。イエスは全人類最後の救世主ということをミケランジェロは描いたんだって。