天井桟敷日記

「天井桟敷からの風景」姉妹版

キット・アームストロング

昨日、「高き天より我は来たれり」PL作成過程で出会ったアルバム。

f:id:doyoubi92724169:20180823060738j:image

1992年ロサンゼルス生まれのピアニスト、キット・アームストロング、現在22歳。カーティスとロンドンで学び、13歳でブレンデルに師事、さらに数学でも博士号を持つという明晰な頭脳を持ち、ヨーロッパ中のメジャー・オケや名指揮者たちと共演、数多くの音楽祭などに出演し絶賛を浴びています。アルバムのテーマは「バッハと21世紀の邂逅」で、バッハのコラール前奏曲とパルティータ第1番、リゲティのムジカ・リチェルカーレ(6曲)、自作の「B-A-C-Hの名による幻想曲」を収録。
http://www.sonymusic.co.jp/artist/kitarmstrong/discography/SICC-30215


以前からその名前は知ってて、クラシック倶楽部録画保存もしてはいるのだが、バッハオルガン探究という現時点で彼の弾くコラール 前奏曲に出会ったのはご縁だなあ。
オルガンよりメリハリ、表現力のあるピアノで聴くコラールは情感たっぷり。あまりにロマンチック過ぎてパルティータでは謹聴モード解除してもた。バッハは原理音楽、グールドのように非人間モードで弾いてくれ。